ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

あまからカルテット

おはようございます、キヌです。

早いものでもう大晦日ですね。

一年の最後を締めくくるのに相応しい本…ということで、本日はこちらをご紹介します♡

あまからカルテット

あまからカルテット

 

 「終点のあの子」作者の誰もが待ち焦がれた新作は、仲良し四人組の探偵小説。ピアノ講師の咲子、編集者の薫子、美容部員の満里子、料理上手な由香子。恋愛の荒波も、仕事の浮き沈みも、四人の絆で乗り越えてみせる。

 

柚木麻子さんの本です。今年の前半に『本屋さんのダイアナ』に出会って以来、トレンディドラマ(言葉が古い気がする…)のような描写にハマって次々と読みました。

 

今年読んだ数多くの本の中からこの本を選んだ理由は、

大晦日のシーンがあるから…というのもあるのですが(笑)

ライフステージの過渡期にある女性の友情が描かれていたからです。

 

この本には学生時代からの仲良しである女性たちが登場します。

ピアノ講師の咲子、編集者の薫子、美容部員(BA)の満里子、料理上手な主婦の由香子…一緒なのは年齢だけ。そして、それぞれの人生の中で、転機を迎えます。

 

1人が弱っているときは、他3人のメンバー全員で支える…という素晴らしいチームプレイなので、メモしたところはいっぱいあるのですが

「私達がここまでできたのは、咲子がすごく好きだからだよ。あなたが動かしたんだよ。だから、友達の能力は自分の能力、くらい図々しくなりなよ。そうじゃなきゃ、友達と比べてばっかのつまんない人生だよ」

またまたー、完璧なオリジナルなんて、あるわけないじゃない。みんな何かしらに憧れて、一人前になったんだからさ。

「由香子は由香子のペースでいいの。人の目なんて気にして、可能性を捨てちゃだめ」

 

特にぐさりと刺さったヒトコトはこちら 

「ねぇ、私達ずっとこのままでいられるかなぁ」

もちろんだよ、という同意を期待して仲間を見つめるが、満里子は爪をいじりながら素っ気なく言った。

「莫迦ね、ずっと同じ場所になんて居られないよ。人は変わる生き物なんだから。人生浮き沈みの連続でしょ」

青ざめている咲子を認めて、彼女は笑って付け足した。

「やあねえ。そんな顔しないでよ。お互いの環境がどんなに変わっても、こうやって仲良くしていられればそれでいいじゃない」

 

キヌは今年27歳。

今年だけで、友達が3人結婚しました。

おめでたいことはわかっています。友達のために喜んであげなきゃいけないことも。だけど、フラワーシャワー用の薔薇(もしくはご祝儀袋)で新郎をぶちたい気持ちでいっぱいでした。彼女達がどこか遠くに行ってしまう気がして、本当に本当に寂しかった。

 

ひとは変わっていきます。

それに合わせて、ひと同士の関係もまた、変わっていきます。

今のままでは居られません。

 

でも、だからこそ「今」を慈しむことができる。

周りにいてくれるひとと今のままの、いえ、今よりもっといい関係を築いていけるように。

もう変えられない過去の日々を懐かしんで今を消費するよりも。

今の自分とその人間関係に感謝して、大事に過ごしていきたい…そう、この本を読んで思ったのです。

 

身近な人間関係はもちろん、このブログを見てくださっているみなさまにも、本当に感謝しています。ブログを見てくださった上、反応(読者登録やコメント、クリック…そしてはてなスター)を頂いて。

いつもみなさまの温かさに励まされて、ブログを書いていました。

本当に有難うございました。

 

今年、当ブログを見に来てくださったみなさま全員に愛をこめて♡

 

 

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