ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

東京を生きる

あけましておめでとうございます。

本年も本の魅力をお伝えして参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

キヌには田舎というものが存在しないので、今年も東京で年を越しました。

そう、キヌはTOKYOITE。

これでトーキョアイトと読みます。ニューヨーカーとかパリジャンと違って日本では浸透する気配すらないけど、本当にこういう英単語があるんですよ。

やはり地元の東京には並々ならぬ愛があります。

 

ですから、大好きな雨宮まみ先生が「東京」について書いた本、ってなったらもう 買付けない理由がない ですよね。

web連載時代から知ってて、掲載分は全部読んでたんだけどね。それでも買います好きだもの。

 

…という訳で、本日はこちらをご紹介。

東京を生きる

東京を生きる

 

サムネだと小さいのでよくわからないかもしれないのですが、表紙が妖艶ですっごく素敵です!

この作品のために雨宮先生が期間限定で作られたブログによると、 ダンサーの平山素子さんという方だそうです。

 

内容はこんな感じ。

世界中の女の子が憧れる都市は、決まっている。

パリ、ニューヨーク、ロンドン、東京。

私はそれらの都市を、身に纏いたかった。

東京という都市の殻を、自分の身に。

そうするには、自分の身を、削って削って細く、邪魔にならないようにして、そっと都市の殻の中に挿し入れるしかないと思っていた。 その殻を纏えば、自分はこれまでとは違う自分になれる。洗練された人になれると信じていたし、全身で「東京の人」になろうとしていた。

それは、自分のかたちを削っていく作業によく似ていた。

悪目立ちするのは田舎者っぽいから、場に溶け込むように、浮かないように。自分の知らない都会の、見えないルールから外れないように。大声を出さないように、感情をむきだしにしないように。

こういうのが「東京の女の子」なのだと思うかたちに、自分を近づけていくのは、楽しいとか苦しいとかではなく、そうすべき義務のようだった。『東京の女の子』になるために東京に来たのだから。

この文章ね、毎度のことで何を隠そうAmazonさんの内容紹介をそのままコピペしただけなのですが(笑)

この段階で胸がきゅうっとしますよね。キヌは東京出身なのに。

 

キヌがこの本から取り出したヒトコトはこんな感じです。

いろんな文化にかぶれて、流行に流されて、はっきり何がいいとか悪いとか言えない自分は、いやだった。何をしたいのかわからないのに、自分のことを特別だと思いたがっている自分も、いやだった。そんな自分は、「ちゃんと生きていない」のだと思っていた。

たいして食べたくもない栄養の塊を詰め込んで重くなったカゴ

他人の年月を愛おしいと思った。愛や憎しみや寂しさや優しさや怒りで、汚し抜かれ、磨き抜かれた、その人の形にしかならない年月。

 

なんだろう、この胸(というか首)が締め付けられる感。

何回も書いてそろそろしつこい感じがありますが、キヌは東京出身なので、この本の中では憧れられてる対象な訳なのですが。

キヌはいつのまにか、この本の中の「東京」を「頭の理想」と置き換えて読んでいました。

 

ネットが張り巡らされる時代に生まれた私たちは、虹彩の前1センチで「成功したらこうあるべき姿」が色鮮やかにチラチラしています。

だから、いつも世間の理想と自分の現実を引き比べて、落ち込む。

 

自分なりの理想をきちんと描くこと。

今の自分を「失敗例」とするのではなく、「成功までの過程」として好きになること。

2016年は、そんな年にしたいと思います。

 

 

 

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