ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

火花

2015年話題になったと言えばの『火花』。

キヌは芥川賞をお獲りになったときにひとしきりツイートしたのですが、

せっかくなのでこのブログにも書いておこうと思います。

twitterはどうしても過去ログが流れちゃうのよね。いいんだけど、便利なんだけど…これ探し出して貼るのも結構大変だったのよ…

 

火花

火花

 

あらすじはこんな感じ。

笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説

売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会った。そのお笑い哲学に心酔しつつ別の道を歩む徳永。二人の運命は

あらすじ、短いな!こんな短いの初めて見た気がする…(そもそもこのブログで紹介した本しかあらすじググらないけども

 

twitterではそのときの気分で短めのを選びましたが

泣き喚く金木犀

エジソンが発明したのは闇

 

キヌがめもしたのは他にもたくさんありました。

一部をここにご紹介します。

頭の中には膨大なイメージが渦巻いているのに、それを取り出そうとすると言葉は液体のように崩れ落ちて捉えまえることができない。

早いテンポで話した方が情報を沢山伝えることが出来んねん。多く打席に立てた方がいいに決まってるやん。

こんな夜だけは、僕と神谷さんさえも相容れない。東京には、全員他人の夜がある。

俺な、小学校で習ったこと、ほとんどできてないけど、そういう俺を馬鹿にするのは大概が保育所で習ったことも出来てないダサい奴等やねん。

神谷さんは、信念を持っていた。周囲に媚びることができない性質は敵も作りやすい。それでも神谷さんは戦う姿勢を崩さなかった。 

男同士の友情の場面では、ちょっとノリにくかったので、男と女の友情は違うんだろうか…と考えてみたり。今考えると、この2人の関係は友人関係というよりは師弟関係なので、師と言える人にまだ出会ってなかっただけなのかも。

 

それに対して、「天才」に対して感じる憧れにほんの数滴だけ混じった、ひりつくような劣等感(こうして言葉に起こすととっても陳腐なんだけど)とかはね。もう、自分のことのように染みました。

無駄なものを背負わない、そんな生き様に憧れて、憧れて、憧れ倒して生きてきた。

僕は神谷さんとは違うのだ。僕は徹底的な異端にはなりきれない。

 

そして最後のヒトコトに救われるって言う。

神谷さんはやかましいほどに全身全霊で生きている。生きている限り、バッドエンドはない。僕たちはまだ途中だ。これから続きをやるのだ。

 

どれかのヒトコトにピンと来た方は、是非読んでみてください。 

キヌが『火花』を読もうと決めたほぼ日の連載も面白いので、どうぞご一緒に♡

www.1101.com

 

ここから先はあまり『火花』とは関係ありません。キヌの勝手な備忘録です。

-------------------------------✂︎キリトリセン-------------------------------

 

この本がキヌにとって特徴的だったのは、この本の感想を話すときだけ「普通のひとが批評家になる」ことでした。

「特に特徴のない文章」とか「この部分は冗長」とか。

 

そういえば、キヌは単純計算すると年に1,800冊(150冊×12ヶ月)読んでる訳ですが、あんまり頭の中でランク付けしたりしてません。そりゃ何作も何作も読んでいる大好きな作家さんだったら、この作品が一番思い入れがあるとかはありますけど。それだけです。

 

ひとに聞かれたらそのとき思っていたことを纏めて答えますけど、分析したりも基本的にはしないですね。

 

…って言うか

この文章のここが余分

この書き方は◯◯さんの系統をついでいる

◯◯賞を獲るに相応しい作品かどうか

とかね。 

単純に頭が疲れるじゃないですかそんなんしながら読んでたら。

 

本を読んでいるとよく褒めてもらうのですが、本はキヌにとって娯楽です。

他の人がおしゃべりしたりゲームしたりテレビ見たりしてるのと同じで、楽しいから読んでいるんです。

 

だから、感想なんてただひとこと「楽しかった」。

それで別にいいと思ってます。

 

眉間にしわ寄せて読むんじゃなくて。何かこうもっと、きゃーきゃーわいわい言いながら楽しめるような何かを作ってみたい。

この本に浴びせられる勝手な期待を横目に見ながら、そう思ったのでした。

忘れないうちにここに書いておきますね(笑)

 

 

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