ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

蹴りたい背中

この間人相占いに行ってきたのですが、好きな作家さんのデビュー作をけなされたことによって、開始10分でMY天の岩戸がクローズしました。

人相なんて高度なものを読めるなら、キヌの顔色も読んで下さい。

接客業だからこそ、ペラペラペラペラしゃべればいいってもんじゃないんだよ!!!

 

…という訳で、荒ぶりながらも綿矢りさ先生のこの本をご紹介します。 

蹴りたい背中 (河出文庫)

蹴りたい背中 (河出文庫)

 

あらすじはこんな感じ。

 『インストール』文藝賞を受賞した綿矢りさの受賞後第1作となる『蹴りたい背中』は、前作同様、思春期の女の子が日常の中で感受する「世界」への違和感を、主人公の内面に沿った一人称の視点で描き出した高校生小説である。 

 長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。気の合う者同士でグループを作りお互いに馴染もうとするクラスメートたちに、初実は溶け込むことができないでいた。そんな彼女が、同じくクラスの余り者である、にな川と出会う。彼は、自分が読んでいるファッション雑誌のモデルに、初実が会ったことがあるという話に強い関心を寄せる。にな川の自宅で、初実は中学校時代に奇妙な出会いをした女性がオリチャンという人気モデルであることを知る。にな川はオリチャンにまつわる情報を収集する熱狂的なオリチャンファンであった。

 

もうね、あの占い師がどんな海賊版を読んだのか知りませんが(蹴りたいのはお前の背中だ)、綿矢先生の作品はタイムカプセルだから!青春時代のタイムカプセルだから!

 

キヌも、あまり集団に馴染めないJKだったので 

友達を探し求めて泳ぐ視線同士がみるみるうちに絡み合い、グループが編まれていく。

もうね、こことかね。泣けます。あの無言の品定めタイム、こういう勝負時(修学旅行ののためのグループ編成時など)の前に決まったバディを作っておかないと、ほんとに苦行なんだから。

 

この話をすると長くなりそうなのでもっと本筋のところのヒトコトを。

人にしてほしいことばっかりなんだ。人にやってあげたいことなんか、何一つ思い浮かばないくせに。

同じ景色を見ながらも、きっと私と彼は全く別のことを考えている。こんなにきれいに空が、空気が青く染められている場所に一緒にいるのに、全然分かり合えていないんだ。

 

最初は一緒にいられるだけで幸せなのに、そのうちそれだけじゃ物足りなくなっていく感覚って、もう名前が付いているんでしょうか?友達や彼氏…そしてときには家族にまで感じるこの感情を、キヌはたまに持て余します。

いや、みんな同じこと考えてたら怖い んだけどさ(笑)

 

青春時代に戻りたいかたは是非、この本を開いてみて下さい。

 

 

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