読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

おとなになるってどんなこと?

「小学生のときが私の黄金期だった」「◯◯小学校では神童と呼ばれていた」なんていう話を聞くと、本気で羨望を覚えます。

小学校のときとか、毎日苦痛で仕方なかったけど。

 

サザエさん症候群とかね、むしろ小学生のときがピークだった。「明日からまた一週間…」とか考えてお風呂の中で泣いた記憶あるもん。切実に。

 

小学校のなにが嫌って

・時計を読めない

・掛け算ができない

・なわとびがとべない

っていう事象に対して、先生がいちいちいちいちこう言ってくることですよ。

 

これができないと後で困るよ!!!

 

…困らねえよ!!!

 

時計が読めなきゃG-SHOCK(デジタル時計)でもしとけばいいし

掛け算ができなきゃ電卓でも買えばいいし

なわとびができなきゃ仮病使って休めばいいんですよ。

27年間生きてるけど、別に一切困ってない。

 

「◯◯ができないとあなたが困る」という、殆ど根拠のない脅しが蔓延している場=小学校 だとキヌは思っています。

 

…という訳で、本日はこちらの本をご紹介します。

おとなになるってどんなこと? (ちくまプリマ―新書)

おとなになるってどんなこと? (ちくまプリマ―新書)

 

内容はこんな感じ。

勉強のこと、人生のこと、大人について…悩める若者に向けて綴った答えは? 大人も考えさせられる、珠玉の言葉。 

 

「おとなになる」ということに対して、吉本ばなな先生が綴った本…もうね、バナニストとしてはカゴに入れる以外の選択肢がないですよね。 

この本でのお気に入りのヒトコトはこんな感じ。

いちばんだいじなことは、自分の中にいる泣き叫んでいる子どもを認めてあげることです。ないことにしないことです。そうすると心のなかに空間ができて、自分を大丈夫にしてくれるのです。

本来、人間はなにかを勉強して時間を区切れるようなものではないし、十分間のやすみ時間のあと急に別のことをできるものでもないと思います。

私はひとりでもいいや、でも、いてくれたらもっと楽しいよ。

はみだしているからこそ、それをどんどん突き進められるし、極められる。

よくわからないものを、人はこわがるのです。

なにをするために人は生まれてきたかというと、私は、それぞれが自分を極めるためだと思っています。人がその人を極めると、なぜか必ず他の人の役に立つようになっています。

辛かったり、苦しかったり、面倒だったりするのは、充分に生きていない状態だからです。

 

読みながら キヌが子どものときに、この本があったら良かったのに… と切実に思いました。

小学生のときのキヌは、身近な「大人サンプル」である小学校の先生が大っ嫌いだったので、大人になることに全く希望が抱けませんでした。

むしろ、自分も順当に行ったらああなってしまうかと思ったら、恐怖でしかなかった。

「おとなになる」ってことがこういうことだってわかってたら、お風呂で泣かないでも済んだのになぁ…とこの本と出会える可能性のある今の時代の子どもたちを羨ましく思いました。普段はあんまり人を羨んだりしないんだけどね。

 

特に、「自殺」についてのヒトコトは赤丸チェック。

自殺というのは、心の中に愛の貯金がなくなったときにするのだと私は思っています。愛というのは生易しい意味の愛ではなく、愛という名のエネルギーのことだと私は解釈しています。

不摂生は健康でないとできないのです。

自殺が近づいて来たなと思ったら、落ち着いて整えてください。朝は決まった時間に起き、なるべく体を動かし、眠れなくても早く布団に入ってください。インターネットに費やす時間も制限し、淡白で良質なものを食べ、猥雑な人間関係やお酒とか性欲にはあまり近づかないで、貯金を取り戻すのです。そうしたらまたいくらでも楽しく不摂生できる日が来ます。

「自殺」ってキヌにとっては正直、他人事じゃないですから。

痛がりでなかったら、妹に「他人に迷惑をかけずに死ぬなんて絶対にできないんだから」と言われてなかったら、自殺していたかもしれないと、割と本気で思っています。

 

でも、この本の中からひとつだけと言われたら、このヒトコトですね。 

自分がつまらないと思ったら、それはもうしかたない、つまらないんだから。そしてその代わり、自分がわくわくするようなようなものだったら、寝ないででも学ぶべき。それから自分の将来にとって必要な勉強だったら、自分で面白く学べるように工夫をしなくてはいけないんだと。

 

誤解を生むかもしれないけど、勉強なんてしたいときにしたらいいんです。したいという願望が自分の中で育ったとき、そのときがあなたにとって最適なタイミングだと、キヌは思っています。

 

 

 

【無料メルマガはじめました】
ブログに書けないプライベート&リアルタイムのおススメ本情報を配信中。
 
【お仕事ブログはじめました】
キヌのお仕事、パーソナルブックコーディネーターについてはこちら。
 
読者登録やコメント、いつもありがとうございます♡
 
応援クリック、いつも励まされてます♡

 

 

吉本ばなな先生の本は、下記でも紹介しています。

librarian-kinu.hatenablog.com

librarian-kinu.hatenablog.com

librarian-kinu.hatenablog.com