ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

体は全部知っている

最近、ある香水を買うかどうか迷っています。

1. 既に似た香りを持っている

2. 定番の香り(なくならない)

3. 縁起悪くもとれる名前

…っていうのがどうも引っかかって。むしろこんなに引っかかる要素があるのに好きなんですよ。

 

そのときふとこんなヒトコトを思い出してですね。

「香水を選ぶのに迷って、散歩して、やっと香水を決めて、満足して一日が終わる、こんな暮らしがしたいね」

 どの本の言葉だったんだっけ、と読書記録をめぐってみたらこれでした。

体は全部知っている (文春文庫)

体は全部知っている (文春文庫)

 

あらすじはこんな感じ。

アロエが、切らないで、って言ってるの。」ひとり暮らしだった祖母は死の直前、そう言った。植物の生命と交感しあう優しさの持ち主だった祖母から「私」が受け継いだ力を描く「みどりのゆび」など。日常に慣れることで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な感情―心と体、風景までもがひとつになって癒される13篇を収録。

 

文庫バージョン、しかもオール短編♡なのが、通勤女子には嬉しいところですよね。

 

この本でキヌが気になったのはこんなヒトコトです。

しゃべらないでいい友達というものはとても少ない。

一回無理にしゃべるのをやめてしまうと、体が、長年しみついたお互いのリズムを勝手に刻んでくれる。 

会ったこともない人をそんなにも憎めるなんて、うらやましいほどだった。きっとこうやって大勢の人がなんかや誰かを「憎んでおこう」と決めて、自分の中に眠る憎しみののパワーを全部とりあえずそこに注ぎ込んでそのもののせいにすることに中毒しているみたいな変な状態になって、戦争って起こるのかもしれない……

会員制でお金を払っていると思ったとたんに、その人の人格がまるっきり変わってしまうことがある。そこではなにをしてもいいと思ってしまうことがある。

 

やっぱり人間関係にリンクするヒトコトが多いなー

吉本ばなな先生の本からは「相手を他人としてきちんと認識したことによって生じる、多種多様な人間関係がある」ということを。毎回違う角度から教えてもらっている気がします。

さーて、今日の予定も何気にも満漢全席盛りだくさん(笑)

笑顔で駆け抜けようと思います。

 

 

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