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ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

家系図カッター

2011年に出た本で、どこを探してもみつからなかったこの本。

この間、駅ビルでぶらぶらしていたときに本屋さんに面陳されているのを見て飛び上がりました。 KADOKAWAさん、文庫化ありがとう…

家系図カッター (角川文庫)

家系図カッター (角川文庫)

 

内容はこんな感じ。

料理もせず子育てに無関心の母。秘密裏に離婚届を出し愛人と出来ちゃった再婚した父。常に情緒不安定な妹。凄絶な家庭に育ち荒れていた青年の心は、寺山修司との出会いで一変する。演劇の世界に身を投じた彼は、“自分の表現”の実現を目指し原宿に小さな店を開く。それが世界に衝撃を与える一歩とも知らずに。いまやカワイイ文化の発信者として世界的活躍の著者が、どん底から光を見つける青春時代。成功前夜の衝撃エッセイ。

 

もうね、最初のページから衝撃的でした。

子供は作らない。

なぜ?

それは自分の血を複製したくないからだ。

子供を作ると自分の問題が子孫にトレースされてしまう。

だったら、自分は自分の家系図をここで断ち切るという前提で生きる。

それ前提で自分の生き方を決める。

年齢のせいか(もうすぐ28歳)、ここまで頑張ったんだからあとは素敵な彼氏を見つけてー結婚してー子供産んで♡みたいな未来予想図の話ばかり聞くようになっていたので、この考え方は衝撃的でした。

でもそういえば、母は「子供なんて無条件に可愛いわけないでしょ!自分の子供だってイライラするのに!」って言ってた記憶。 

まあ、確かに自分の遺伝子は受け継がれてしまうわけで。そう考えると、キヌもちょっと怖い。もちろん、こんな凄絶な育ち方はしていないけど。

 

母親業は一生続くって言うしね。まあ、さしたる予定もないわけですが。

これも僕の仮説だが、子育てを途中で、実は投げてしまっている人も意外と多いのではないか。

子供を産んで、育ててはみたものの、途中で自分は子供を持つことにも教育をすることにも向いてなかったことに気づく。

でも、子育ては学校や会社のように「辞める」ことはできない。

だから、とにかく子供に無関心になる。

実際、無関心が常態になった方が、心は楽なのだ。

 

ちなみにキヌが共感したのはこのヒトコトです。

僕は、ずっとこの既成概念の中で生きてきた。

この既成概念の中に収まらなければ、いけないと思い込んでいた。

学校で教わる幸せの概念の中で生きれば、普通に幸せになれると思っていた。

既成概念は壊すためにある。ルールなんて誰かが考えた、単なるしがらみだ。

ぶっ壊した先には何が見えるのだろう。

その向こう側を見てみたい。

キヌも一時期、既成概念の中で無難に生きようとした時期がありました。

できるだけ目立たないように目立たないように。周りの「普通の人」を観察して、真似して、息を殺し続けた。

今考えてみれば、何をそんなに怖がっていたんだろうと思います。

 

全てが平均点の人なんていないのに。 

 

今はこうして、自分の気持ちを発信して生きています。ネットの中ではあるけれど、自由でとっても楽しいです。

必死に抵抗しても、どうしようもなく襲ってくる負のスパイラルを断ち切るために。もう一人の自分を作ることによってこの袋小路を抜け出るのだ。 

全ての人が、胸いっぱい息を吸えますように。

 

 

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流れに関係なので欄外に書きますが、頭をガツンと殴られたレベルの衝撃があったのはこのヒトコト。
皆、争って「個性」を主張し、人より目立とうとするくせに、どこか教科書に載っているマニュアルの範囲でしかハミ出ることをしか出来ない右へ倣えの「個性」。
大きくハミ出ようとした途端、「奇抜」なもの扱いして、排除しようとする御都合主義の「個性」。
 
「人と変わっている」ということをアイデンティティにしないようにしようと思っています。他人を意識した個性なんて、面白くもなんともないから。