ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

REVERSE リバース

この年齢(28歳)になってよかったことは、婚活とか妊活とかの本が自分事として読めるようになったこと です。キヌです。

自分事として読むのとそうじゃないのとでは、自分の中への染み込み方が違う気がするんだよね。

 

という訳で、本日はこちらの本をご紹介します。 

REVERSE リバース (集英社文庫)

REVERSE リバース (集英社文庫)

 

この表紙、ブルーのハイヒールに惹かれて買い付けました。

あらすじはこんな感じ。

ネットで性別を偽って出会った男女が、同性だと思う相手に次第に惹かれてゆく。性別や外見などの現実の枠を外して「その人らしさ」を見つめる、みずみずしい恋愛小説。

 

「自分ではない誰か」を演じるための性別逆転っていうネットにありがちな現象(ネカマとかネナベって言いますよね)はわきに置いておいてもすいすい読める小説です。

 

冒頭のこのヒトコトが目に入ってきてからは、ほんとうに一瞬でした。

わたしはときどき不思議に思うんだ、なぜ若い女性であるっていうだけで、こんなに責められるのかなあ。未婚率とか出生率とか少子化とか、わたしたちの人生はただの統計の数字なんかじゃないのに。

 

キヌ的にぐさりときたヒトコトを、ずらずらっとご紹介しますね。

しばらく男女交際から遠ざかっているうちに、合コンというのは条件の提示合戦のようになってしまったのだろうか。おたがいの望む条件が同じなら、即刻契約成立。

わたしのまわりには自分の考えややり方を押しつけようという人間ばかりです。実際にはその人も別な誰かに押しつけられたことを、こちらにすすめてくるだけなんだけどね。相手を思いやる気持ちというのは、まず目のまえの人をしっかりと見ることから始まると思うんだけど。

「人間てさ、いつもえらそうなことばっかりいってるけど、みんな寂しいんだよね。ひとりで生まれて、ひとりで生きて、ひとりで死ぬ。せめて生きてるあいだだけでも、自分のほうだけを誠実に向いていてくれる人がほしくてたまらないんだよ、きっと」

 

いつも不安でさみしくて。でも誰でもいいわけではなくて。自分の直感にはもう自信が持てないから、わかりやすい「条件」ばかりが積み上がっていく。

 

なんかもう、人間てかわいいよね。

 

っていうのがこの小説を読んだ正直な感想です。

恋愛って、その人の性格がかなり出てくると思っていて。キヌもむきだしの自分のまま、走り続けたいと思います。

 

 

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本筋とは関係ないけど、なんか納得したヒトコトがこちら。

わたしはなにか目的があって、街を歩くような非創造的なことはしないんだ。だいたい商品でも人でも、何かに出会うためには幸運を必要とする。必ず手に入るようなものなら、ネットで買えばいい。

 

石田衣良先生の本は下記でも紹介しています。

librarian-kinu.hatenablog.com

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