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ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

洋子さんの本棚

とても美しい親友がいます。

どこまでも白い肌に大きな目をふちどる長い睫毛、手足も細く長く伸びていて。

彼女の本棚に、星新一ショートショートブラックジャックが全巻きちんと並べられていた ことを、彼女と出会って10年経った今でも覚えています。

 

人の家に行くと、本棚をついつい見てしまいます。キヌです。

というわけで本日は、人の本棚がのぞける本をご紹介します(語弊があるわ

洋子さんの本棚

洋子さんの本棚

 

内容はこんな感じ。

本と人生を語り尽くした、滋味あふれる対話集。

ともにたいへんな読書家で知られる小説家・小川洋子氏とエッセイスト・平松洋子氏。同世代で同郷のお二人が古今東西の名作を入り口に、文学とおんなの人生の来し方行く末を語り尽くした対話集。

それぞれの本棚から飛び出した30冊と1本に、ケストナー増井和子、タブッキ、白州正子、倉橋由美子深沢七郎藤沢周平、オースターetc……。語られるのは、少女時代の思い出から人生の旅立ちまで……。

巻末に抱腹絶倒の「人生問答」を附録。実践的かつ滋味深く、今日からあなたの人生の良き道標となることまちがいなし。

 

この本を読んで読みたいなと思った本、かなりありました。本当にまだまだ読みたい本がたくさんあるな…

それは、この記事の最後にご紹介するとして笑

ここではこの本を読んでささったヒトコトを列記します。

 

小川洋子先生》

書くにしても、読むにしても、考えるにしても、人は言葉とかかわっていくことで自分という人間を組み立てていく。それを人生をかけて繰り返していくのでしょう。

本当に人それぞれ、みんな、考え方が違う。そこをちゃんと人思惟しないとね。「それはまちがっている。こっちが正解だ」と言う権利は誰にもない。

作家だから物語を書いているのではない。誰もが物語を持っていて、それを実際に書くか書かないかだけの違いだと思います。

生きている人なら誰もが物語を持っていて、誰の中にも小説がある。

 

平松洋子先生》

ある対象に向かって生まれた言葉は、モノローグの場合よりも強度が得られることがあります。

私は、本を読むことで、自分の中に聖域のようなものが築かれていく感覚がありました。

人は客観的でないと言葉を探せないし。論理を働かせなければ言葉を重ねていけない。言葉にかかわることによって自己を補強するし、発見もするのだと思います。

行くとやっぱり想像を超える現実が待っています。自分の小さな頭の中を突破しないと小説なんて書けませんから、そういう経験が小説になるわけです。

旅は、いつかは終わらなくてはいけないものとしてそこにあると思うのですが、永遠にどこかへ向かい続けると、やっぱり人は疲弊していくんですね。

頭の中で湧き出るものと、手の動きが完全に直結している人。そういう人を見ると天才だなと思う。

 

自分の中で感情が湧き上がりすぎて、キレイにまとめられなかったのでエッセンスだけ笑

 

確固として自分を持っている人同士の会話って、なんて面白いんだろう。

キヌもこういう…なんていうんだろう、滋養のある言葉を使えるようになりたいなと思います。

そのためにも、自分でいろいろ経験しないとなー

 

 

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小川洋子先生のこのヒトコトがとても印象的でした。

本当の出会いが偶然に左右されるのも、本当に楽しい。系統立てて読んでいくわけではなく、出会いがしらにぱっと手に取った本が次の本を連れてきて、新たな出会いになる。今日お話しした本も、どこかで全部つながり合っていたような、ひとつの星座だったような感じがします。

今欲しい情報だったり、ついに向かうための足がかりになったり。

ほんと、そのときの自分に必要な本って、つらつら繋がって目の前に現れるんだよね…

 

ちなみにこの本を読んで読みたいな、と思った本はこちらです。

小川洋子先生》

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))

 
にんじん (岩波文庫)

にんじん (岩波文庫)

 
はつ恋 (新潮文庫)

はつ恋 (新潮文庫)

 
インド夜想曲 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

インド夜想曲 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

 
錦繍 (新潮文庫)

錦繍 (新潮文庫)

 
リンさんの小さな子

リンさんの小さな子

 
ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈1〉 (新潮文庫)

ナショナル・ストーリー・プロジェクト〈1〉 (新潮文庫)

 

 

平松洋子先生》

点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫)

点子ちゃんとアントン (岩波少年文庫)

 
ノンちゃん雲に乗る (福音館創作童話シリーズ)

ノンちゃん雲に乗る (福音館創作童話シリーズ)

 
夜と霧 新版

夜と霧 新版

 
パリから―娘とわたしの時間 (1981年)

パリから―娘とわたしの時間 (1981年)

 
パーマネント野ばら (新潮文庫)

パーマネント野ばら (新潮文庫)

 
キス (新潮クレスト・ブックス)

キス (新潮クレスト・ブックス)