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ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

感じるからだ

なんか気になるけれど、タイトル的に買いにくい本ってありますよね。

本日はそんな本をご紹介します。 

感じるからだ ~からだと心にみずみずしい感覚を取り戻すレッスン~ (だいわ文庫)

感じるからだ ~からだと心にみずみずしい感覚を取り戻すレッスン~ (だいわ文庫)

 

内容はこんな感じ。

触らないと、ゆるめないと、女のからだは乾いてしまう。もう一度、女性性を取り戻すために。

読むだけで美しくなれる官能的身体論。

 

本棚でタイトルだけ見たときは、アダム徳永先生系の本かと思いました。 

まあ、全然関係なかったんだけど。

 

年齢を重ねた女性が、自身の女性性を取り戻そうとするまでのエッセイです。

光野桃先生といえばファッションエッセイ(家庭科の教科書に載ってて、あれが読み始めるきっかけだったんだよね)という感覚があったのでとても新鮮。

 

女性性の取り戻し方もいろいろと書いてあるのですが

「女性性ってね、器なんですよ」 

「首はすんなりとしなやかで、やわらかいのがいいんですね」

「そう、首と名のつくところは皆、そうです。手首も足首も」

女の人は骨盤のサイズで生きるのがいい

「頑張る女性は自分の骨盤の幅より、足を広く開いて立つ傾向があるんです」

 

自身の女性性の枯渇に気づいた瞬間を書いた、このヒトコトのほうにぐさっときました。

いまのままではいつか女が枯渇する。そして、男でも女でもない、奇妙な生き物になってしまう、と。

確かに危機感はあったのだ。けれど、どうしていいかわからなかった。だから、考えないようにして生きてきた。

 

女性性が枯渇するまでの過程も生々しい。

頭優先で、からだを置いてきぼりにした長い年月。

からだを痛めつけるー。それほど悲しく、情けない行為があっただろうか。そんな自分をあざ笑いながら、泣きたい気持ちで食べるとき、固い石の塊を口いっぱいに頬張っているような気がした。

誰にも会わない、見られることのない生活は、肌にも体型にも、塵のような、角質のようなものがぽってりと積もり、くすんでいく。

 

キヌにも少し、共通した経験があるからかもしれません。

今こうして文章を書いている間にも、偶然こすりあわせた手のひらからカサッとした音がして自分でびっくりしたし。

せっかくのやわらかなからだなのだもの。

もう少し、いたわる時間をもとうと思います。

男たちは、まるくて小さくてやわらかいものが好きなのだ。

その感覚は女のわたしにもよくわかる。腕の中にすっぽりと収まる大きさ。自分たちにはない滑らかな曲線だけでできたからだ。そしてやわらかく、いい匂いがする。

 

 

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本文とは関係ないのだけど、このヒトコトにアンダーライン。

日本に帰ってくると、年々がっかりさせられる。男性がだれも気にかけてくれないんだもの。街でも電車でも、いないみたいに無視されるの。ヨーロッパでも香港でも、そんなことないのよ。いくつになっても女は女として大切にされるのに……。

 

確かにパリに行ったときの周りからの視線はすごかったな、と思って。

この本にも書いてあったけど、日本人男性って極端に若い子が好きな印象があります。 

librarian-kinu.hatenablog.com