ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

母親ウエスタン

本を買うときは大体直感です。この本も5秒で買うことを決めました。 

母親ウエスタン (光文社文庫)

母親ウエスタン (光文社文庫)

 

だってこの本、あらすじ読んでも内容が全然頭に入ってこなかった もん笑

ちなみにこんな感じです。

母のない子持ちやもめの家庭を転々と渡り歩く広美。短いときは数か月、長くとも数年、トラック運転手や遠洋漁業、家を長く空ける父子家庭の母親役をして、家庭が軌道にのると人知れず去っていく。それは、母性が有り余っているのか、母性がぶっ壊れているのか、子供にとっては女神でもあり、突然姿を消す残酷な悪魔でもある。すばる文学賞受賞作家が挑む、初の長編エンターテインメント。ひたすらに“母”をさすらう女の物語。

 

いろんな家庭でつかの間の「お母さん」役をやってきたひとりの女性を、その女性に関わった複数の家庭から描いています。

時系列(と舞台)が前後するので、最初の方は読むのが大変でした。

 

またね、「お母さん」役を求める子どもたちの声が悲しくて。

今は赤坂の店のナンバースリーだけど、お母さんのためならナンバーワンになってあげるよ。十八になったらキャバクラでも働けるんだよ。そしたら、一年で何千万も稼げるんだよ。そしたら、好きになってくれるよね?

お母さんにお小遣いもあげるよ。なんでもあげる。あたしのもの、全部あげる。だって、お母さんだもん。あたし、お母さんのためならソープに行ってもいいよ。それなら、もっともっと稼げるんだよ。一億とか二億とか稼げるんだよ。それ、全部、お母さんにあげる。だから、美奈子のお母さんになって、あたしのところに戻ってきて。 

 

一度も味わえないのと、少しの間でもその幸せの味を噛みしめるの。

「わかってたんだ」

「お母さんが、お母さんじゃないって」

「だけど、お母さんがほしかった。ずっと、あの人がお母さんがならいいなってずっと、あの人がお母さんならいいなって思ってた」

 

どっちが幸せなんだろうって思ったりしました。

まあ、両極を知ることのがその後の自身の成長的にはいいとは思うんですけど。頭では。

 

このお話のメッセージは、作中にははっきりとは書かれていません。

でも個人的には、役割を超えて個人として求められたい っていうのは気持ちとしてよくわかるなと思いました。

 

 

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