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ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

オハナホロホロ【完結/全5巻】

お題「ひとりの時間の過ごし方」

やっぱり、本を読むことですね。それ以外ない。

普通に生きていたら自分の人生1人分しか経験できないけれど、本が読めれば他の人の人生の美味しいとこ(ドラマチックなとこ)を何人分でも経験できるし。

 

本日は、キヌがリアルでは未体験の、同居・結婚・出産・子育てという女のライフステージのすべてが詰まった、こちらの本を紹介します。 

オハナホロホロ (1) (FEEL COMICS)

オハナホロホロ (1) (FEEL COMICS)

 

このあったかい配色がなんともいえない…

あらすじはこんな感じ。

翻訳家・摩耶は、同性の元恋人・みちるとその息子・ゆうたと一緒に暮らすことに。

そこには同じマンションに住む、ゆうたの父親の過去を知る俳優・ニコも毎日のようにやってきて―――。“家族”のようでそうではない4人が織りなす温かな日々。 

 

鳥居しの先生の本です。

ほわほわな絵に引き寄せられて読んだのですが、書き込まれた世界観がとてもずっしりしていて驚いた記憶があります。

 

妻でもおかあさんでもない。

そんな「一般的な家族の枠」にはまらない自分の存在に揺れる、主人公摩耶とその周りのひとびとを描いた作品です。

 

摩耶のヒトコトがひとつひとつ、深いところに刺さりました。

ケモノのように さみしがりやで
さみしくなると男でも女でもおかまいなしで
私は それが さみしかった

そうよ でも どういうことなの
いい大人になったというのに
呼べる名前の ひとつもないなんて

北の善き魔女 親切なともだちの蜘蛛 ライ麦畑のみはり番 そういうものになりたかった ただ きらきらときれいなものだけを 差し出せるような やさしいだけの存在に

ようは 他人の距離で いいとこどりしたいってことなのよ

 

最終巻を読み終わったときに、ほうっとため息がもれたのを覚えています。

 

やさしい指さきがととのえてくれた生活

 

正解なんてあるようでどこにもなくて。「今の自分」が思いつく選択肢の中から、そのつどそのつど、決めていくしかない。

でもそれがきっと、その時点での最良なんだよね。

 

これじゃ内容がわからないって方!それでいいんです!

気になったら買ってください。私が損はさせません。

 

かかとをみっつ鳴らしてごらん
そして こう唱えるの
「やっぱり おうちが いちばん」

 

 

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この間ある場所で、恋の終わりを感じたのですが(唐突

そのとき、この作品のこのヒトコトの重みを感じました。

かなしい思い出の場所なんて 遠くのほうがいいから… 二度と来なくてもすむような

ひとの人生を経験することができると冒頭で書きましたが、実感できるかどうかは別の話なんですよね…

めんどうくさがらず、自分の人生を生きたらきっと、本を読むのが今の何倍も楽しいんだろうなあ。そう思うと、自分の人生を生きるのがとても楽しみです。