ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

猫のマルモ

猫、と名のつくものは買ってしまう気がする…

猫好きを公言して28年です。キヌです。

 

今日はこちらの本をご紹介します。

猫のマルモ

猫のマルモ

 

この本、積読本の中に2冊もありました。どんだけ気になってたんだ。 

あらすじはこんな感じ。

映像、音楽、映画、絵画・・・。様々な世界でマルチな才能を発揮し、引っ張りだこの大宮エリーさんがどうしても人々に届けたかった短編小説集。今回、以前雑誌に掲載された幻の名作「猫のマルモ」「青ガニのサワッチ」を収録。さらに、それ以外の5編書き下ろしに挑んでいただきました。

「言葉の天才」エリーさん渾身の一冊は、誰もの心に柔らかく入り込む童話のようでもあり、人間の真理を突く哲学のようでもあり。大宮エリーさんならではの世界観に溢れた一冊となりました。

皆さんは、どのお話が心の宝物になりましたか。心が疲れている方にとっての栄養剤でもあり、また心を浄化する清涼剤のようでもあり・・・。必ず、どんな方にも、心の宝物となる一編が見つかるはずです。

出会いと別れの時期に大切な人へのプレゼントとしても最適な一冊です。

 

ひとつひとつのお話はとても短いです。そして、擬人化された動物たち目線で描かれているからかどこか童話的。

 

それぞれ、「自分の奥深くに隠れた才能を発揮する」という話になっています。

キヌは『はみ出しトン子』が好きでした。

ちなみにトン子はアリさんです。

「これでいいのかな」
「わたしって、なんなんだろう」
「番号にしか過ぎないのかしら」

「みんなのためにわたしたちはある」
けれど、600番はそれを復唱できませんでした。
代わりに哀しそうに言ったのでした。
「みんなのために?そこに、わたしがいない」

「そこに、わたしがいない……。わたしは、わたしでいたい。みんなのためのわたしではなくて、わたしは、わたしのためだけの、わたしでいたい……」

わたしはわたしでいたかった。みんなのためのわたしじゃ嫌だった。

 

集団に属していると、ときに、自分ってなんなんだろうって思うんですよね。

自信がなくなったときこそ「わたしはわたしだし、それでいい。」という短いけど力強い言葉を、大事にしたいと思っています。

 

 

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あとがきがもうね、ぐっときます。

誰かの心を、それがたったひとりだったとしても、強烈に揺さぶったとしたら、それはもう、才能じゃないかなと思うのです。

みんなどこかで才能があるんですよね。きっと、それが自分が望んでいるものとは違うかもしれない。それだけのことかもしれないですね。

人には真似できない自分だけのオリジナルの力。それが、才能なんじゃないかなあと。

 

大宮エリー先生の本は、こちらも紹介しています。 

librarian-kinu.hatenablog.com