ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

世界のはてのレゲエ・バー

キヌの積読本、小説が割合が多かったです。それもハードカバーのやつ。たぶん時間あるときに読もうとしたんだな… 

 

この本もそのひとつでした。

確か小川糸先生のエッセイに、野中ともそ先生の本を読んだって記述があって読んでみたくなったんだった気が…

世界のはてのレゲエ・バー (双葉文庫)

世界のはてのレゲエ・バー (双葉文庫)

 

あらすじはこんな感じ。

恋も命の重みも、そして夢をもつことも、すべてボブ・マーリーの流れるこの店で知ったんだ―。高校生のコオは父親の転勤でニューヨークへやってきた。退屈な学校を抜けだし、怪しくも居心地のいいレゲエ・バーに通う毎日。写真に情熱を傾けながら、コオは未知の世界を17歳の身体と心でとらえてゆく。自分の居場所を求めて、さまよいながら成長してゆく青春ストーリー。

 

この本の何が印象的って、行ったことのないアメリカ(ハワイとグアムならあるけどリゾートだし)の空気感もさることながら 

ヒロインのカエちゃんがめちゃくちゃかっこいい こと。

「魅力的な男の子の名前は、絶対に忘れないたちなの」

とかね、人生に一回は言ってみたい!笑 

 

他にも好きなヒトコトがあるので抜き出しますね。

自分と似た種類の人間が気に入らないことをすると、ヒトってよけい悔しくなるものみたいよ。痛いとこ突かれたって。他人のある箇所に怒りを感じつのは、それが自分の中にもあるからなんだって。

あのひともそしてコオ、あんたも大人だってこと。つまり、自分の人生を選ぶ権利を持った人間だってこと。お節介していいのは義務教育の子ども、って決まってるものよ。

ここにしょっちゅう来るのはいいけど、学校だけは行ってよね。今は解らなくても、この先の選択肢がその分増えるから。その芽を今から摘み取るようなこと、しないで。

 

退屈になってしまっている毎日に、刺激をあたえてくれる存在って貴重なんですよね。

いつか誰かにとってのそんな存在になれればいいなと思いながら、この本を閉じました。

 

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ネタバレになるから欄外にするけど、この部分も好きです。

朝霞ちゃんは、あいつの記憶の中で結晶化したの。

知ってる?と言って、カエは僕を見た。「結晶って時間と共に育っていくものなんだよ。私は、彼とその結晶をはさんで、ずうっと向き合わなきゃなんない」

 

なんとなくだけど、このヒトコトもささる。

自分の怒りを正当化するには、理由が必要だった。

 

小川糸先生の本は、過去にも何作かご紹介しています。 

librarian-kinu.hatenablog.com

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