ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

大事なことほど小声でささやく

本屋さんで選ぶ本は、「そのときの自分にぴったり合ったもの」です。

この本を選んだときは、忙しい毎日の合間をぬってウェイトトレーニングをしているマッチョに好意があったのでした笑 

あとは昔読んだ本にタイトルが似ていたからかも。この本もいずれご紹介します。

大事なことほど小声でささやく (幻冬舎文庫)

大事なことほど小声でささやく (幻冬舎文庫)

 

あらすじはこんな感じ。

身長2メートル超のマッチョなオカマ・ゴンママ。昼はジムで体を鍛え、夜はジム仲間が通うスナックを営む。名物は悩みに合わせた特別なカクテル。励ましの言葉を添えることも忘れない。いつもは明るいゴンママだが、突如独りで生きる不安に襲われる。その時、ゴンママを救ったのは、過去に人を励ました際の自分の言葉だった。笑って泣ける人情小説。

 

まあ実際に購入に至ったのは、このヒトコトを読んだからなんだけど。

ようやく寝られそう、と思ったその刹那ー。
私の耳に、棘のような音が入り込んできたのだった。
チ、チ、チ、チ、チ……。
無慈悲に時を刻む、壁掛け時計の秒針だ。ひとりぼっちの夜更けにこの音を耳にすると、ふいに生きた心地がしなくなることがある。チ、と、ひとつ針が動くたびに、自分の肉体をーあるいは、余命を、耳かきひとさじ分だけ削り取られるような気分になってしまうのだ。
十秒で十さじ。
一分で六十さじ。
私の未来が、じりじりと目減りしていく。
一時間で三千六百さじ。今夜、ひと晩なら……。

規則正しく、冷厳に、私の未来を削り取っていく音。

 

子どものとき、夜になると時計の音がとっても怖かったのです。

私が寝ていて動けないあいだも時間は刻一刻とすぎていって私は刻一刻と死に向かっている…

いま考えると5歳くらいの子どもが考えるにしては暗いですが笑

本気でそう思っていたのでした。 

 

悩めるひとたちの道を照らすのが、マッチョでオカマのママ、ゴンママです。

キヌが大好きなヒトコトをふたつ、ご紹介します。

いいこと?人生に大切なのはね、自分に何が起こったかじゃなくて、起こったことにたいして自分が何をするか、なのよ。起こったことなんて、そのまま受け入れればいいの。どうせ過去は変えようがないんだから。でもね、考え方ひとつで、起こったことをチャンスに変えることはできるの。

あなたが生きられるのは、いまこの瞬間だけなのよ。過去と未来を思い煩っても、それは無駄なだけ。やり直すことのできない過去を悲しんでいたら、せっかく生きている「いま」が不幸になっちゃうだけでしょ?それにね、まだきてもいない未来を不安がっても仕方ないじゃない。大切な「いま」をつまらなくするだけだわ。
辛い過去になんてとらわれてないで、未来の不安もぜーんぶ忘れて、いまこの旬感だけをしっかりと味わっていきなさい。

 

そうなのです。

私たちが生きているのは「いま」で、変えられるのも「いま」しかない。

 

こう考えると、呼吸が楽になる気がしませんか?

 

キヌは気持ちが慌ててしまったときに、このふたつのヒトコトを思い出すようにしています。 

きちんと「いま」を、生きられるように。 

 

 

【お仕事ブログはじめました】

キヌのお仕事、パーソナルブックコーディネーターについてはこちら。

>>1ヶ月で本を150冊読む方法。はこちらから(アメブロにとびます)

 

読者登録やコメント、いつもありがとうございます♡

 

応援クリック、いつも励まされてます♡

 

 

カクテル言葉がうまく紹介されているのも素敵でした。こういうのを、うまく使える大人になりたいですね。もう大人だけど。

cocktailkotoba.nomaki.jp

キヌがよく飲んでいる「チャイナブルー」というカクテルのカクテル言葉は、「自分自身を宝物だと思える自信家」でした。

結構サマになってた笑

 

誕生酒なんていうのもありました。読んでいるだけでも楽しいのでぜひ。

www.oiwai-item.com

 

ちなみに、本のタイトルはゴンママのこの言葉からでした。

「いいのよ。これで。言葉ってのはね、大事なことほど小声でささやくもんなの。その方が相手の心の奥にまでしっかり届くんだから。看板だって同じよ」