ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

アミ 3度めの約束―愛はすべてをこえて

読書ノートを整理して気づいたのですが、2016年に紹介しそびれた本が結構あるなあ…(ひとごと 

この本もそんな本のひとつ。 

アミ 3度めの約束―愛はすべてをこえて (徳間文庫)

アミ 3度めの約束―愛はすべてをこえて (徳間文庫)

 

あらすじはこんな感じ。

いよいよクライマックスを迎えた宇宙人アミ・シリーズ。第2巻で異星から来た自分の「双子の魂」ビンカに出会った地球の少年ペドゥリートは、もう彼女なしでは生きられない、彼女と共に地球で暮らしたい、と願うようになる。そして宇宙人アミとビンカと共に、ビンカの両親に会いに行くのだが…。 

前2巻と比べて、仲間の救出劇など、ハラハラ、ドキドキの立ち回りが多く、読者は一気に急展開していくストーリーにぐいぐい引き込まれていくだろう。第1巻『アミ 小さな宇宙人』は主人公たちの顔合わせと主題の紹介をするという序盤、第2巻『かえってきたアミ』ではさらに主要な役者が出そろい主題が展開され、第3巻はクライマックス。ここまで読んではじめて、周到に用意された伏線が見えてくる。 

全巻を通じてくり返し現れる「愛」という主題も、そのたびごとに厚みと深みを加えてくる。今回、ペドゥリートは理想について学ぶだけではなく、現実と向き合っていくことからはじめ、「愛」の求道者としての研鑚をつんでいくことになる。 

差別を生む心のありようとは。「愛」を感じることのできない人がなぜ生れるのか。はては私たちはどこからきたのか。人間はなぜ大きな欠点と神聖な善良さを兼ね備えているのか。すべてのことが諸宗教・思想を統合した大きな世界観の中で説き明かされていく。 

心温まる大人のための童話最終話。(小野ヒデコ)

 

キヌ風に簡単にまとめるとすれば、こんな感じです。

 

地球の少年ペドゥリートは、アミと名乗る宇宙人と知り合い、愛というものは何かを知った。その旅の途中で、自分の「双子の魂」である異星から来た少女のビンカに出会い、ずっと一緒にいたいと願うのだが……

 

この……の部分が、この本で展開されるっていうね。
内容的にも前の巻より、ラブ要素が強くなっています。

 

キヌがメモしたヒトコトはこんな感じ。

みんなが、大多数のひとがそう考えているみたいだからって、けっしてそれにしたがっちゃダメだよ。そうじゃなくて、きみの心が命じるところに、きみの知性にしたがうんだよ。多くのひとは、ひとと意見が違うのがこわくて、あるいは自分できちっと判断できるところまでいってなくて、他人と同じ意見をもっているようなふりをする。

きみのほんとうの意見を知らないままだから、自分の考えに確信がもてないし、きみの意見を支持することもできないでいるんだ。

できるときは、そのつど自分じしんにすなおでいるように心がけてごらん。冷静さと尊敬の念をもって、相手を攻撃したり傷つけることなく、ほんとうに感じていることを表現することをね。とくにきみの考えが、愛の叡智に照らされているときには、きみじしんでもおどろくよ、たくさんの共鳴者がいることにね。

「でも、世の中にはらを立てながら生きていっちゃダメだよ」とアミは陽気に笑いながら言った。
「暗いとこばかり見ないようにね、だって影は明るいところよりも、ずっと少ないんだから」

そうだよ。ひとは暗いところにばかり目を向けて生きていちゃダメなんだ。だってそうじゃないところのほうが、もっとずっとたくさんあるんだから。

 

これらの中でひっかかったヒトコトがあれば、ぜひぜひ読んでみてください。ぜったい損はしないから。

 

 

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この本を読んだときは、恋愛にいきづまっているときだったので、恋愛に関するヒトコトがかなりしみました。

それは執着だよ。依存だし、中毒だよ。ほんとうの愛は与えるものだよ。愛するひとの幸福に、幸せを感じられることだ。いつも自分のそばにいることを強要したり、ひとりじめすることでなくてね。 

これからは、見た目の感じだとか、発言のうわべだけにとらわれないで、もっとそのひと自身が発しているものに注意をはらうようにね。それから、自分自身の内部を、きちんと見つめることが大事だ。
ほんとうのものだとか、人間のたいせつなものだとかは、かならず内部にあるんだから、大きな進歩を遂げたひとというのはそれを知ってるから、すべてにおいて外部よりも内部を重視するし、逆にあまり進歩していないひとは、すべてにおいて外部ばかりを見てしまうものなんだ。外部なんて、いつかはうつろっていくものなのに……

 

読書ノートを再読したいま、心に響いたのは仕事に関するヒトコト。やっぱり心向きがかなり影響するんだな… 

ほんとうに好きなものに対しては、脳もとってもよくはたらく。だってすべての注意をそこに集中させられるからね。集中力というのはとても大きなちからなんだよ、ペドゥリート。 

頭とからだの状態がよければ、すこやかな精神状態は保証されている。われわれのからだっていうのは、われわれの魂の状態を三次元化したものなんだからね。

よろこび、健康なユーモア、楽天主義、希望、責任、悪意のない魂、信念、許し、隣人へのたすけ、ほんものの愛などが、まうます必要不可欠なものになっていき、それが人類にとって、そして一人ひとりにとって、高い水準の存在へうつるのに必要なエネルギーになると言っていた。反対に、どんなものであれ、恐怖、絶望、堕落などの種をまくものからは、距離をおくことが必要だとつけくわえた。

つぎにあげる欠点からは、どんな犠牲をはらってでも自分たちの中からついほうすべきで、もしそれらの欠点が大きければ、新しい世界の一員になることはできないと言っていた。それは羨望(ねたみ)、利己主義、暴力、物質主義、ひとの不幸を望むこと(知的、感情的、物質的、性的なことに対する)無責任、恩知らず、不きげん、それからぼくたちのすべての宗教が、そのおきての中でいましめていること。

 

アミの本は、前2作もご紹介しています。

librarian-kinu.hatenablog.com

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