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ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

ペナンブラ氏の24時間書店

どこかの記事にも書いたかもしれませんが、わが家で浴びるように本を読んでいるのはキヌだけです。父も母も妹も、そもそも本を滅多に買わない人たちなのですが、父が一時期「老後の楽しみに」とめずらしく本を大量に注文したことがあってですね。

どうせキヌのほうが読むの速いし、と勝手に読んでました。はい。 

 

だいたい空いた時間を使って読んでいたのですがこの本はね。

ペナンブラ氏の24時間書店

ペナンブラ氏の24時間書店

 

ところどころのいい回しや比喩なんかが、ギークすぎてね。文系のキヌはぜんぜん共感できなかったんです。

いやもー正直、もう読むのやめちゃおうかなって久しぶりに思いました笑

この記事を読むまでは。

 

半分すぎたらめっちゃ面白くて一気に読んだんですけどね笑

という訳で、本日はこの本をご紹介します。

ペナンブラ氏の24時間書店 (創元推理文庫)

ペナンブラ氏の24時間書店 (創元推理文庫)

 

新しいバージョンはどうもこの表紙のようです。コントラスト濃くね?

内容はこんな感じ。

失業中の青年クレイが、ふとしたきっかけから働くことになった“ミスター・ペナンブラの二十四時間書店”は変わった店だった。まったく繁盛していないのに店名どおり24時間営業で、梯子付きの高い高い棚には、存在しないはずの本(Google検索にもひっかからない!)がぎっしり詰まっているのだ。どうやら暗号で書かれているらしいそれらの本の解読に、クレイは友人たちの力を借りて挑むが、それは500年越しの謎を解き明かす旅の始まりだった―すべての本好き、読書好きに贈る冒険と友情、その他もろもろ盛りだくさんの物語。全米図書館協会アレックス賞受賞作。 

もう、この物語の舞台が 壁一面の本&Googleに載っていない本を備えた24時間営業の書店 ってだけで心躍りますよね。

住みたい。ハウスダストの関係で無理だけど。

高校生のころ本屋で、「東京で24時間やってる本屋知らへん?」っていう ナンパ 質問を受けたことがありましたが、ないですよねたぶん?

 

キャットという名前のヒロインがとても魅力的です。さすが猫ちゃん。

「でも、それっていいことよ。おかげで自由に仕事ができるもの。長期的な考え方ができる。こういう機械に投資できるし」

「ほうっておくにはおもしろすぎるもの。ほかにどんな選択肢があるっていうの?他の勤め先を見つけて、前のボスはどうなったんだろうと思いながら一生を過ごすわけ?」

「これもグーグルにはいると学ぶことのひとつ。以前は難しかったことが、いまはぜんぜんむずかしくないの」

でも、頭に支配された猫って哀しいなと思いました。これは読めばわかる。

 

このブログはできればご紹介した本を「読みたい!」と思ってもらえるように…と思って書いているので、あんまりネタバレをするわけにもいかないのですが。

 

アナログ信奉者のキヌ的には、グーグルにあるようなハイスペックコンピュータを総動員しても自動解析できない謎がある、っていうストーリーはとても好きでした。そうまでして隠され続けた、メッセージの内容もね。

 

これだけ滑らかな世界になると、機械で拾えない(というか自動修正されてしまうような)ノイズが得難いものになる気がしています。ざわざわとかぎざぎざとかそんなもの。

 

…と、ここまでにしときます。続きは本で♡笑

 

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なんだか印象に残ったのはこのヒトコト。

不死はかならず友情と努力の上に入念に築かれるものだ。知る価値があるこの世の秘密はすべて、ありふれた風景の中に隠れている。

 人生はいろんなところから気ままにはいっていける、ひらかれた街でなければならない。