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ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

ハケンアニメ!

積読本がもう残り少なくなりました。自分事ながらだいぶ溜め込んでたよな…ともう感心しきりです。ほんとまじで、床抜けなくてよかった。

 

本日はこちらの本をご紹介します。 

ハケンアニメ!

ハケンアニメ!

 

大好きすぎて小学校高学年のときは追っかけみたいになってたCLAMP先生の表紙に惹かれて手に取ったのですが…これが読み始めたら面白くて!!!

目が止められなくて、最後まで一気に読んじゃった。

 

内容はこんな感じ。

伝説の天才アニメ監督、王子千晴が9年ぶりに挑む『運命戦線リデルライト』。
プロデューサー有科香屋子が渾身の願いを込めて口説いた作品だ。同じクールには、期待の新人監督・斎藤瞳と人気プロデューサー行城理が組む『サウンドバック 奏の石』もオンエアされる。
ネットで話題のアニメーター、舞台探訪で観光の活性化を期待する公務員…。誰かの熱意が、各人の思惑が、次から次へと謎を呼び、新たな事件を起こす!
anan連載小説、待望の書籍化。

 

個人的には「どうして、アニメ業界に入ったんですか?という質問をされるときがある」からそれぞれ違う主人公(どれもヒロイン)目線でのお仕事の話が始まる1〜3章が好き。セーラームーン世代だからなのか、ヒロインが戦う話は、対象がなんであっても大好きです。

ちなみに最後の4章はまとめです。

 

キヌも 社交的そうに排他的 なところがあるので、第三章のヒロインにいちばん共感しました。

理解できない相手のことが怖いから、仰ぎ見るふりをして、この人を突き放して、下に見ていた。自分は非リアで、充実した青春にも恋愛にも恵まれてないんだから、このくらいのことを思う権利があると、勝手に思っていた。人より欠けたところが多い分、自分のほうが深くものを見ているんだからと自惚れていた。

自分を“お願いされる側”だと考えていた。立場が上だと思いこんでいる。

 

自分と違う人間だ、と突き放すのは楽だけどそこからはなにも生まれないしね。できるだけ「自分と違うもの」を受け止められる心の余白を残しておきたいと思っています。

この世の中は、繊細さがない場所だけど。
だからこそ、それを理解する人に会えた時の喜びは、とても大きい。

 

 

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でもいちばん好きなキャラはって言われたら、伝説の天才アニメ監督の王子千晴ですね。こういう、自分の好きなものに全力投球で周りを振り回しちゃっても関係ねえ!ってキャラ大好きです。 

アニメ業界っていわば、世の中に架空の恋人を作るヴァーチャル風俗。

「どうして、いじめなんてことばで括らなきゃわかんないかなぁ。わかりやすくしたいなら、そういう理解でいいけど、ちょっと繊細さに欠けすぎなんじゃない?そんなとこまれ行かないような浮き方や疎外感っていうのが、この世には確実にあるんだよ。で、そういう現実に溺れそうになった時、アニメは確かに人の日常を救えるんだと思う」

リアルが充実してなくたって、多くの人は、そう不幸じゃないはずでしょ?恋人がいなくても、現実がつらくても、心の中に大事に思っているものがあれば、それがアニメでも、アイドルでも、溺れそうなときにしがみつけるものを持つ人は幸せなはずだ。