ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

ジヴェルニーの食卓

そろそろ本格的に桜のシーズンですね。キヌも今年は本格的にお花見の予定を入れようと思っています。

上野あたりでも行こうかしら…と思って思い出したのがこの本(池つながり

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

 

まだご紹介していなかったので、この機会にご紹介します。

あらすじはこんなかんじ。

ジヴェルニーに移り住み、青空の下で庭の風景を描き続けたクロード・モネ。その傍には義理の娘、ブランシュがいた。身を持ち崩したパトロン一家を引き取り、制作を続けた彼の目には何が映っていたのか。(「ジヴェルニーの食卓」)
新しい美を求め、時代を切り拓いた芸術家の人生が色鮮やかに蘇る。マティスピカソ、ドガ、セザンヌ印象派たちの、葛藤と作品への真摯な姿を描いた四つの物語。

 

これ以上のストーリーについては他のサイトにお任せするとして、当ブログではブログタイトル通りに素敵なヒトコトをご紹介します。

けれど、まっすぐに好きだったの。絵を描くことも、見ることも。

「行くべきところにお行きなさい。あなたがいちばん、行きたいところへ」

ちりちりと泡立つシャンパーニュグラスの底。宝石の粒のような実が弾けて落ちた柘榴。

どんなに陰鬱な時代でも、ひととき、せめて絵を眺めているあいだくらいは、何もかも忘れて、夢を見ることができるように。痛みをなくす麻酔のような力が、先生の絵にはある。

だって、ひと目ぼれなのよ。その気持ちを、一瞬を、逃してしまってはだめ。たちまちまとめてしまわないと、一分後には世界は変わってしまっているのですから。

この世の生きとし生けるもの。命あふれるものたちに恋をして。

ユーモラスな工夫をされて、身辺のものを美しく使いこまれ、長く愛されたのです。

シャンデリアが作り笑いのような偽りの明るさをふりまく今の

目覚めて、呼吸をして、いま、生きている世界。

私たち、みんな、ひとり残らず笑顔で、小さな食卓を囲もう。

 

これ転記するだけでも泣ける……

持ち歩きやすい文庫サイズですし短編形式で読みやすいので、気になった方はぜひ読んでみてください。 

 

 

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ちなみにキヌの一番のおすすめは「タンギー爺さん」です。読んで、思う存分泣いてください。

「この画家は、ポール・セザンヌといいます。わしは、無数の画家たちの絵を見てきたが、この画家は、誰にも似ていない。ほんとうに特別なんです。いつか必ず、世間に認められる日がくる。世間が彼に追いつく日が」

 

原田マハ先生の作品は以前もご紹介しています。

librarian-kinu.hatenablog.com

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