ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

憂鬱たち

子どもの頃、キヌに色々な言葉を教えてくれたのは、本でした。未だに「何歳なのかわからなくなる」って言われるのはそのへんの影響かも。

 

「ゆううつ」という言葉を最初に知ったときは、あのもやもやした泥の中を進んでいるような感情にこんな優雅な響きの名前がついていたなんて!と思って、隙あらば使っていました。

 

今日はその「ゆううつ」に関する不思議な本を。 

憂鬱たち (文春文庫)

憂鬱たち (文春文庫)

 

キヌが読んだのはハードカバー版なんだけど、文庫の表紙がエロ可愛かったので文庫の方を貼っておきます。

内容はこんな感じ。

神田憂は、今日こそ精神科に行かなければと思いながら、さまざまな事態に阻まれてどうしてもたどり着けない。彼女の周りに出没する年上の男性カイズさんと若者ウツイくんはいったい何者なのか?
エロティックな思考が暴走し、現実が歪みはじめる。
グルーヴ感のある文体が冴えわたる官能的ブラックコメディ。 

 

正直、ドラッグなんてキメたりしなくても酔えると思ってます。本で。

この本は内容が頭に入ってくるというよりは、憂ちゃんの中に一時的に同居してその爆走するジェットコースターのような思考に揺さぶられる感じ。

 

その中でひろえたのはこんな感じ。

全て脳で咀嚼される前に耳から耳へと排泄されていった。

内蔵までスポイル

「それはあなたには関係ないと思いますよ。不倫だってただの恋愛です」

不倫に関するヒトコトがあるのは、当時不倫している友だちのことを頭の片隅で考えていたかもしれない。第三者が考えても、何にもならないんだけどね笑

思考の洪水に飲み込まれてみたい方はぜひ。

 

 

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ちなみに「ゆううつ」という言葉を初めに教えてくれたのはこの本でした。

おばあちゃんがいるから (せかいのどうわシリーズ)

おばあちゃんがいるから (せかいのどうわシリーズ)

 

 

金原ひとみ先生の本は他にもご紹介しています。

librarian-kinu.hatenablog.com

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