ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

雪だるまの雪子ちゃん

本というのはたいていみんな、ひらかれるのが好きなものです。しずかな部屋のなかに、ぱらり、という音がひびくとき、雪子ちゃんには、本がうれしがってため息をついてるように思われるのでした。

 

本の魅力を語るとき、いつも頭の中にちらちらするこのヒトコト。

あんまり説明にはなっていないんだけど笑
なんとも魅力的なんです。

 

この本の中のヒトコトです。

雪だるまの雪子ちゃん (新潮文庫)

雪だるまの雪子ちゃん (新潮文庫)

 

あらすじはこんな感じ。

ある豪雪の日、雪子ちゃんは空から降ってきたのでした。そして最初に彼女を発見した画家・百合子さんの物置小屋に住みつきました。
雪子ちゃんはトランプや夜ふかしやバターが大好きで、数字が苦手な野生の雪だるま。近所の小学生と雪合戦やなわとびもします。夏の間は休眠するし、いずれは溶けてしまうので、いつも好奇心旺盛。
「とけちゃう前に」大冒険!
カラー銅版画12枚収録。

溶けてしまう前に、と全身全霊で冒険をする雪だるまちゃんのお話です。

 

雪子ちゃんは元気いっぱいでした。
じっさい、元気が体におさまりきれず、はみだしてこぼれているみたいでした。 

 

ひとんちの物置に快適に住み込む(…ために中にしまってあったものを外に放り出す)という設定自体はなんとも困ってしまうのですが笑

こんなにかわいいストレンジャーなら、受け入れてしまうかもしれません。

 

 

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トーリーには関係ないのですが、このヒトコトも好き。

「夏になると、あんずやいちごの実がなるわ。ブルーベリーやハスカップも。それをお酒につけこんだものが果実酒。だからここには、夏の日ざしや風や虫の羽音や、木や土の養分や花のにおいが、みんなそのままとじこめられているのよ」

 

江國香織先生の本は、ほかにもこちらをご紹介しています。 

librarian-kinu.hatenablog.com