ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、28歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

デラックスじゃない

だいぶ前にご紹介したこの本。

librarian-kinu.hatenablog.com

この本の中にちょろっと引用されているコトバが気になって、本を買って読んだのを今まですっかり忘れていました(よくある 

 

というわけで、本日はこの本をご紹介します。 

内容はこんな感じ。

2006年から8年にわたり、時事とともに「いまのマツコ」を作った出来事を激語り!
「この業界に飛び込んでみて、自分がなんてつまらない人間なのかと愕然とした」など自身のこれまでを顧みたり、 フェイスブックツイッターへの悪ふざけ投稿が起これば「負のパワーはネットに吐き出さず、自分のためにぶつけてほしいわ」と社会への違和感を語る。 さらに、現在、自らを電波芸者と名乗るマツコが、なぜテレビの住人になったのか、その意地と覚悟も赤裸々に!
そんなストイックな姿の一方、マツコB面ともいうべきプライベートは超自堕落!「ビールを飲んでももう全く酔わない」など、知られざるマツコの姿も収録。
極端なほどにふりきれた、「デラックスじゃない」刹那的なマツコの過去・現在・未来からは、8年を経て「変わらないマツコと変わるマツコ」の姿が見えてくる。

 

安富歩先生の本で一部だけ読めた内容が、全部読めて大満足。

キヌも本の中の好きな一部分を抜き出してこうしてブログを書いている以上、いつも意識はしているのだけど…やっぱり一部分を抜き出して書いてしまうとどうしてもミスリーディングしがちだから。

とにかく、(過去に)「自分じゃない自分」で勝負をしてしまったことについて、傷が消えないのよ。いまだに心の奥底にモヤモヤした思いがあるの。それが、ずーっと足かせになっているんだよね。だから、もう、絶対にウソはつくまいと決めたの。本音で話すことを大前提に生きようと決めたの。だからこそ、なおさら、ウソをついてしまった過去にこだわっているの。
若いとき、焦りがあるときって、そういうことをしてしまうのね。みんな、最初は盛るのよね。  

「差別されているから笑われているんだ」ということは、いつも意識しているの。だから、皆さん、イジめてこなかったんだと思う。デブだのオカマだのと、ハラワタを見せている人間に対して、石を投げてくるほど、みんな、冷血じゃないよね。
このことを別の角度から言うと、テレビで重宝されるのは、差別されている存在だからなの。同性に言われるとシャクに触るし、異性に言われたら傷つくようなことでも、その両陣営から除け者にされているアタシに言われたら、あっさり受け入れられるのよ。

 

自分の業界での立ち位置(というか言外に求められている役割、みたいなもの)をここまで分析できるなんてすごいなあ。 

あとはマツコ・デラックス先生が「意識的に距離を置いている」というネットに対してのヒトコトがとてもささりました。

ネットが情報を発信するメディアであることは間違いない。でも、みんな、自分の発言がどれほどの影響力を持つかってことまでは、分かってないと思う。その発言が冗談でも、何カ所か経由してしまうと「真実」になってしまうってことよ。人を1人殺してしまうほどのパワーを持つのよ。

有名人を叩く記事って、全部「他者と自分」っていう目線。そんなことに振り回されながら生きるのって、楽しいの?

ネット環境を通じて、誰しもが犯罪者になるし、誰しもが標的にされる。

日本のネットって、ただの罵声が氾濫しているだけなのよね。

ネットの書き込みやフェイスブックツイッターなどのSNSって、まだ煮詰まっていない自分の思いを簡単に出してしまえるから、深く考える前に書き終えてしまうんだよね。

人に語りたくて仕方がなくなった時に、大声で叫べば、そこに何かが生まれるのよ。

LINEでは絶対に見せない自分の思いみたいなものを、1個大事に持っていて欲しいんだよね。何か抱えているもの、作ってほしいんだよね。

ネットってやはり便利なものだし、「なくなれ」とは思ってないけど、よっぽど1人1人が理性を伴って使わないと、何もかも崩壊する気がしているの。

ぎりぎりデジタルネイティブ世代なので、このへんの危機的意識みたいなものってキヌもかなり甘い気がしていて。

あと単純に、キヌのまわりの面白い人ってブログやってないんだよね。やっぱりある程度自分の底に溜まったものがないと表現が面白くならないのかなあ…

 

 

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本文で紹介しそこねましたが、時事的な内容もかなり含まれています。

やっぱ『モー娘。』っていうのは人材の宝庫ね。寄せ集めのAKB48とは違う。

(誰だか知りたかったら、自分で調べなさいよ) 

ちゃんと熱量があるから、好き嫌いはあっても、気になって仕方ないの、それが批判することにもつながるの。

AKB48は)何ていうか、結婚式の披露宴の新郎新婦の生い立ちビデオをずっと流されているような感覚。内容も薄いし、「早く終わって」って感じね。

 

マツコ・デラックス先生の本、こちらも紹介しています。 

librarian-kinu.hatenablog.com