ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、29歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

遊ばない社員はいらない

なんとなく休みボケが治らない(だいたいいつも)ので、今日はこの本を。

遊ばない社員はいらない

遊ばない社員はいらない

 

キヌがこの本を購入したときには、帯がついていました。帯ついてたほうがデザイン的に可愛いと思うんだけどな。

内容はこんな感じ。

楽しさとファッション性で多くの消費者に人気のFrancfranc。創業は20年前、いまでは全国に150店舗を構える上場企業で、著者の高島氏が社長を務める。流行に左右される業界で20年も親しまれてきた秘訣は、よく遊ぶこと。著者自ら、仕事は快楽であり、私が一番遊んでいると豪語する。

そう、バタフライミラーで一世を風靡した(少なくともキヌ世代の女子高生は割と持ってた)Francfrancの社長さんです。

 

この本の内容をさらっとまとめるとするなら、 

遊ばない社員はいらない。
インプットの少ない人間に、良質なアウトプットができるわけがないから。

って感じです。

 

まあ、それは確かにそうで。

どんどん遊べ、どんどん生活を楽しめ、どんどんファッショナブルになれ、たくさんの映画や本を読め、アートを見ろ。そして、そこからつかんだものをヒョイっと表現するだけだ。理屈っぽくてもいけない。レベルの高いところで「ま、こんな感じですよね」と軽く表現できなくてはいけない。飽きたらまた新しいものを表現すればいいだけだ。

自分の中に経験値がある程度蓄積してないと、自分に合うものですら選べないし。そんな状態でひとに魅力は語れないよねっていう。

得意不得意は関係ない。どれだけ好きか。問われるのは、それだけだ。 

私のアイデアの生み方はこうだ。気になるテーマがあればまず、頭の中に引き出しをつくる。最初は引き出しだけである。中身は空っぽ。でも、引き出しがあるとそのテーマに沿った情報がどんどん貯まりだす。どんどん貯まって、溢れんばかりになると、スーッと自動的に引き出しが開く。

興味と関心は多くの情報を集め、アイデアとしてアウトプットされる。

イデアを出す力は才能ではない。どれだけ素晴らしい経験をするかだ。

 

というわけで、まず自分の中に経験値を貯めましょうっていうのがこの本の骨子です。

 

ここで終わってしまうとアレですが笑

経験値の貯め方、 本にはきちんと書いてあります。詳しくは本で。

(センスは)とにかく店に入る、相談する、買う、を繰り返すしか身につかないのは確かである。

センスがない人はある意味、世の中に無頓着であると言わざるを得ないのだ。世の中に無頓着であるということは、お客様にもトレンドにも無頓着だということにほかならない。そうなるとセンスはビジネスにまで通じるものだと思う。素敵な洋服を素敵な人が売るから売れるのであって、素敵じゃないひとからは買いたくない。

 

Francfrancのビジネス(ヒット商品)についても書いてあるので、そのあたりを知りたいって方にもおススメです。

キヌは「モノ自体ではなく、モノがもたらすストーリーを伝える」っていうところと

モノはモノとして売るだけではつまらない。あくまでもモノは媒介の立場であって、主は人である。

細番手の糸を通常よりも多く打ち込んで、光沢が出るようにつくり上げたコンフォーターケースとシーツもそうだ。これは「いい女が寝ているに違いない」と思わせる商品にしたかった。新しく東京にできるホテルで必ず採用されるような商品にしたかった。

我々はお客様の気分が高揚するように仕向けようとしている。一日二十四時間しかない日常という時間を、どれだけ楽しいものにできるかという仕掛けをしているのである。 

日々の暮らしを上質なものに変えていくのである。

モノだが、モノからではない。すべては使われるシーンから。そのシーンの中でモノはそのモノ以上の価値を放ち出す。

すべてのパッケージにはコピーをつけた。スペックが書いてあるのではなく、その商品に見出して欲しい価値をコピーにした。 

伝えるのはモノが新たに生み出す情景や、モノから新たな世界が広がるようなヒントである。つまりそのグラスがある豊かな生活シーンや、彼とこのグラスで楽しそうに飲み物を飲む恋愛シーンである。

 

「お客様の自分の位置関係」ってところが気になりました。 

私はお客様と勝負するのはもうやめようと決めた。そして、お客様と親友になろうと思った。

親友が喜んでくれるようなよい商品をつくろう。喜んでくれるサービスをしよう。たくさんの親友はいらない。目の前にある大切な唯一無二の親友のことだけを考えればいいのだ。そう考えるといろんなものが吹っ切れて、シンプルな価値判断ができるようになる。

 

 

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この本の本題とは関係ないのですが

ハワイや鴨川といった温暖なところはファッションとしては結び付きにくい。ロサンゼルスの波は寒流だからウェットスーツを着るが、波から上がって着るのはパーカーなど。寒いからファッションがある。

ってとこで目からウロコ。
確かに素材や色柄を組み合わせるって作業が入る(重ね着ファッション的な)分、難しいよね。