ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、29歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

やりがいから考える自分らしい働き方

昨日紹介したこの本。 

librarian-kinu.hatenablog.com

にこんなヒトコトがあるのですが。 

テレビの作り方は、そつのなさのレベルがすごく高いです。お金もすごくかけているので、コンテンツの作り方としてはネット系は勝てないでしょう。
ただ、唯一勝てそうだなと思ったのが、決めたとおりに進まないことに対して、テレビはものすごく拒否感があります。 

 

そもそも他の企業と競争しないところを探すというのも、手なんだよなあと思ったのがこの本。
創業者の矢島里佳先生自ら「自分がやりたいことをやっている会社がなかったので(『和える』という会社を)作った」と書かれているあたり、前提として競合他社はいないわけですけども。

やりがいから考える自分らしい働き方

やりがいから考える自分らしい働き方

 

っていうか1988年7月24日生まれ。6日間だけ私のが妹。

内容はこんな感じ。

「やりがいを持って、生き生きと働いている人がうらやましい」
「早く週末にならないかな、とつい考えてしまう」
「これから何年も、今の仕事を続けることを考えるとつらい」

自分に嘘をつかず、素直に働きたい人のための一冊。
経済低迷期、バブル後の世界が育てた世代に、今を力強く、そして豊かに生きるヒントを学ぶ。

 

本の最初のほうの、

「早く週末にならないかな」と、つい考えてしまう人へ。

10年後も続けていたい仕事と出会うために。

でもうね、ココロつかまれましたよね。キヌがこの本を売るとしたら、店頭用のPOPにこのヒトコトを筆で大書します。

 

この本では
全体的に豊かになったことで、収入と喜びがリンクしない。そのため仕事をしていてもやりがいを感じにくい。
…という現代日本の状況を踏まえた上で

会社の利益を最大化させるために最適化された、仕事のあり方。
だから、働く目的が見えにくい。
見えにくいから、がんばりにくい。

「お金」と「心の豊かさ」が比例しない時代に突入しているのだと思います。

一人ひとり、自分にとっての「やりがいと年収のバランス」を見極めようと考えているのです。

どうしたら、仕事でやりがいを感じられるのか、について書いた本です。

 

個人的には就職活動を始める学生さんに読んでほしいなと思いました。
フレッシュマンの子たちが読んだらどうだろう、人によってはショックな内容かもしれないなって。 

「制度上、長く働ける会社選び」から、「想いを持って長く働ける会社」選びに意識を少し変えてみてはいかがでしょうか。 

「仕事以外の時間を充実させるためにお金がいくら必要だから、その年収を得られる職業から仕事を選ぼう」という、自らの選択肢を狭める考えは、とてももったいないことです。

やりたいことをやる勇気があったわけではありません。
やりたくないことをやる勇気がなかったのです。
自分に嘘をつけませんでした。

 

もちろん、バリバリ仕事しているけどなんか最近モヤモヤするんだよなって方にもおススメです。

私は限られた人生の時間、悔いなく生きることを大事にしたいと思っています。いつかやりたい、ではなく、今やる。

あなたは今、仕事にやりがいを感じていますか。 

私たち一人ひとりが、「生きる」の中にあった「働く」を取り出して、「生きる」と「働く」を天秤にかけるのではなく、もう一度、「生きる」の中に「働く」を戻すことから始めなければなりません。
「生きる」の中の、たくさんの素敵な時間の一つに「働く」がありますように。

 

 

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メーカーに勤めるものとしては、このへんちょっとぐさっときました。扱っているものは消費材じゃないんですけどね。

私たちは、消費することが美徳であると、いつの間にか洗脳されているのです。さまざまな方法で、捨てなくてもいいものを捨てなければならない心理状況にさせられているのです。

簡単に捨ててしまえるような、愛着のないものを身の回りに置いておくこと自体、なんだか悲しくありませんか?それで心地よい空間が生まれるとは思えないのです。 

売るため、利益を上げるため、が先行しすぎて、何のために生み出したのか、を忘れてしまっている気がします。

 

しかしながらこの本を読むと、「和える」で働きたくなります。なんというか、ほぼ日方式というか、全てにストーリーがある感じ。 

大学の法律の授業で、「法人格は、人間以外で唯一、人格を有する存在である」と知りました。このとき私は、「ということは、会社を設立して法人格を作るのは、新たに人格を生み出すことだから、子どもを産むのと同じなんだ!」と考えました。そして会社を創業するときは自然と、「私はこの会社のお母さんになるんだ」と思ったのです。 

「和える」の社員のことを、「和えるくんのお姉さん、お兄さん」と呼ぶのもそのためです。社員が会社に食べさせてもらうのではなく、末っ子の和えるくんを共に育む存在で会ってほしいのです。 

他社の顧客をどう奪うかではなく、自然と支持をしていただけるというのが、企業の本来あるべき姿ではないでしょうか。
私はそう考えているので、「和える」には営業部がありません。

似たような商品がいくらで販売されているのか。
いくらだったら売れそうか。
これを考え始めると、他社の商品と少し違うだけの似たような商品しか生まれません。ですから、私たちはマーケティングをしません。 

「和える」が新たな事業をやるか否かを決める基準。それは、一つひとつの事業で「三方良し」が実現されていて、文化と経済の両論での成長を、その事業が育む仕組みになっているかどうか、です。

 

 「和える」の創業ストーリーについてはこちらの本で

librarian-kinu.hatenablog.com