ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、29歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

どんぐり姉妹

これも整理していたら見つかった本。 するする読める小説です。

どんぐり姉妹

どんぐり姉妹

 

あらすじはこんな感じ。

姉の名はどん子、妹の名はぐり子。
突然の事故で奪われた、大好きだった両親の笑顔。
気むずかしいおじいさんの世話をしながら、学んだ大切なこと。
苦しい時間を姉妹は手をとりあって、生きてきた。とめどなく広がる人生で、自分を見失わないように。
気持ちが少し楽になる居場所、それが「どんぐり姉妹」。
「私たちはサイトの中にしか、存在しない姉妹です。私たちにいつでもメールをください。時間はかかっても、お返事をします。」
メールは祈りをのせて。ネットが癒やす物語。 

 

ストーリーそのものというよりも本に関する描写と

本の世界があればそこでいくらでも心を自由にできる人だった。

自分の本を貸すというのは、彼にとってそうとうのことだったと思う。命を少しわけてあげるくらいの感じではないだろうか。

 

こころに関する描写が記憶に残っています。

合わないところで、少しずつ心のなかのものをすり減らしていくと、人は病気になるんだ、と思って、人の強さそして弱さに驚いた。

ただぼんやりと心を閉じていっただけだ。

人間ってそんなにわかりやすくできていて、ごはん以外のものも毎日食べているんだ。雰囲気とか、考え方とかそういうものまで。

今、職場にこころを削っちゃったひとがいるからかもね。
キヌは実際にお会いしたことがないのでなんともなんだけど、ちょっとこころがざわざわしているところから物理的に距離を置いて、ゆっくりできてるといいなって思います。

 

 

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ばなな先生の作品は、恋愛に関する描写も素敵なんですよね。

私は、恋をするのが好き。ちょっとした外見からいろんなことを想像したり、彼と自分の手前でふくらむあのなんでもつまった空間が好き。でもそれは現実じゃない。

恋をするのが好きな人は、みんなそうだと思う。なにが起きるかわからないけど、相手を人間としてみているのではなくって、こんな人といると自分はどうなるんだろう?って思ったり、その人から換気されるイメージの洪水を浴びてみたいだけなのかも。

先がなくてもいいよ。一分でも一秒でも、いっしょにいられるだけいっしょにいよう。しっかりと暮らそう。もしそれが積み重なって一日でも二日でも多くいっしょにいられれば、それでいい。

なに言ってんの。気が早いよ。今は、今なんだよ。今にいなよ。