ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、29歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

Lily ――日々のカケラ――

 

本棚の負担を軽減するべく、定期的に本を整理しています。
友人にも本好きが多いので次の持ち主が見つかりやすいってのもあるけど。
でも何度も読み返しそうな本はね。
手元に置いておきたいのよね。
でもこれ、ただのエゴなんだよなー

石田ゆり子先生のエッセイもそのひとつ。

Lily ――日々のカケラ――

Lily ――日々のカケラ――

 

ほぼ日で連載していたコンテンツを読んだときから「素敵な文章を書く人だなー」と思っていました。
恥ずかしながら、有名な女優さんだと知ったのはその後です。
実はこの本を読んで初めて『もののけ姫』のサン役だったと知りました…
エッセイ本が発売された翌日に、本屋さんに買いに行きました。 

 

石田ゆり子先生が大切にしている日々の「カケラ」が詰め込まれている本です。 

本当にあっという間に時間は経ちます。
でもこの、さらさら流れる時間に逆らわず
自然に、潔く、生きていきたい。
淀まず止まらず、これはわたしの座右の銘です。

わたしが大切にしていることは
たぶん、普通の毎日に溶け込んでいる
些細な、小さなことばかりです。
日々のカケラを拾い集めるように、
自分の好きなものや、心の中でずっと思っていること、
自分なりのこだわりを記しました。
記していくことでわたしという人間の
輪郭がうかびあがるといいなと
ほとんど祈りのような気持ちをこめて。

キヌは買い物が好きなので、
石田ゆり子先生の買い物の基準&ものへの向き合い方
がとても印象に残りました。

人の手で一生懸命緻密に作られたもの。小さな子供の落書きのようなもの。色がきれいでどうにもこうにも惹かれて連れてきたもの。
まるで恋をするように、買い物をしてきました。

クスッと笑えたり、楽しい気持ちになることが、わたしにとってはとても居心地のいいことなのです。

部屋にあるだけで目が喜ぶ。

ときどき、こんなにたくさんの服や靴をもってるんだから、もう買わない!と思ったりするのですが、そんな誓いはすぐに破られてしまう。服を買うことって、今を生きていることだから、そう思っています。

特に、キヌ自身も買うのが好きな器のところが♡ 

器が好きなのは単純に、食べることと「食卓」が好きだから。
朝、起き抜けに飲む1杯のコーヒーをとびきり気に入っているカップに注ぐとき。飲むとき。ただそれだけで、今日もいい日になりそう、とふわっと思える幸せ。

形あるものはいつか壊れる。器はまさにその、最たるものかもしれません。でもだからこそ、大切に。そして、どんなに高価でもちゃんと日常的に使ってあげる。それがわたしのスタイルです。

他にも素敵な文章がたくさんあるので、ぜひ本屋さんで探してみてください。
キヌはGW中にお花を飾ることに目覚めたので「一輪買い」を始めてみたいです。

たくさん買いたいけれど、そこをぐっと我慢して、一輪だけ選ぶのがわたしは一番好きです。

 

 

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読んでから飲むコーヒーの美味しいことよ。
大人になってよかった。
親が飲んでいるのを見て飲みたがったクチ。
親はコーヒーだって麦茶出してきたけど。

ブラックで飲んだ始めてのコーヒーは、高校生になりたての頃、友達と訪れたファストフードのお店にて、でした。しかもアイスコーヒー!苦い、冷たい、夢のような美味しさ。今思えば、すごく美味しいコーヒーではなかったとおもうのですけれどその頃のわたしには、新しい世界の扉が開いたような衝撃でした(大げさですけど本当に)。
その冷たいのどごしと、感動が脳に焼きついたのかわたしは今でもアイスコーヒーが大好き。寒い冬の日でもアイスコーヒー。 

そしてこの本を読んでから、眠るとき微笑むことと

1日の終わり、ベッドに潜り込む瞬間は至福の時です。
わたしは毎日呪文のように「今日も一日ありがとうございました」と呟きます。そして深呼吸して、あしたもよろしくお願いしますと言いながら、笑って寝ます。
いや、「微笑んだ顔で」眠ります。

笑って眠る。どんなことがあっても、今日もありがとう、あしたもよろしく、と思って眠る。そうするとなんだか、ふわふわとした優しい夢を見るような気がするのです。

正直に書くことを心がけています。

正直に素直に、ただそれだけを決めごとにして、自分自身と向き合う術。
それがわたしにとって「書くこと」です。

日々いろんなことがあるけれど、どうにもならないことは実はそんなにないと、わたしは思っているのです。本当の自分とちゃんと対話をしていれば、自分から逃げさえしなければ。
小さな自分がどうしたらいいのかいつも教えてくれると思っています。それはとても本能的な、インスピレーションに近いものです。それをわたしは、「自浄作用」と呼んでいます。

 

このエッセイ集、写真も満載です。

小さい頃から大事にしている本があるって素敵ですよね。
バースデーメッセージ付き。

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石田ゆり子先生も読書好きとのことで

鞄の中に1冊も本が入っていないと、わたしはなんだか焦ります。読むものがない!どうしよう、と書店に駆け込んでなにかしら「読むもの」を買います。

本はわたしにとって、相棒、友達、自分ではない誰かの思い、物語の中の世界、その中を自分のペースで旅をするような、幸福感、そこに浸ることが何よりも幸せなのです。本に囲まれていると、人生にはたくさんの可能性があり、世の中には星の数ほどの思想があることにとてつもない幸福を感じる。

実際の読書の様子も載っているのですが。

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美しすぎやしないかい???
思わずの最大フォント笑
そして、大好きな本(積読本含む)&わんこに囲まれた窓辺読書とか理想すぎる…
「本の部屋」も素敵です。

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そんなわけであまりにも本が好きで増えすぎたため、自宅の一室を「本の部屋」にしてしまいました。
壁一面を本棚に、文庫、単行本、写真集、我執、台本……本の高さと幅を計り、取り出しやすいように工夫した本棚をオーダーしました。天井の近くは手が届かないので移動式のはしごをつけました。
本は友達、人生の相棒、NO BOOK, NO LIFE。  

紹介されていた本たちも気になる。

錦繍 (新潮文庫)

錦繍 (新潮文庫)

 
なまけ者のさとり方 PHP文庫

なまけ者のさとり方 PHP文庫

 
なくしたものたちの国 (集英社文庫)

なくしたものたちの国 (集英社文庫)

 

 

動物たちと暮らすことで絶対に避けられないこと。それはいつか必ず彼らを見送らなければいけない、ということ。それはどんなときでも覚悟していて、思うだけで泣きたくなるけれどでも、いつか来る別れを案じるあまりに、今を失うことだけは避けたい。
見送る側はいつも寂しい。だけど寿命を全うして旅立つ彼らはきっと幸せなんだと、あるときふっと、ものすごく強烈に気がついたのです。

本当にしょっちゅう思うのですが、過去や未来を案じて今を失うのは人間だけです。動物達はいつも、今を生きてる。死ぬことも生きることの延長線上にあるという究極の悟りを開いているかのようにすら思う。
だから神様に一番近いところにいるような気がするのです。

(保護した子猫のハニタビは)それはそれは可愛くてわたし自身の体は疲れでボロボロでしたけど、心は本当に元気で、幸せでした。
薄いピンク色の幸せです。ミルク色の幸せです。 

石田ゆり子先生の動物たちとの向き合い方について知りたい方は、ほぼ日のコンテンツもオススメです。