ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、29歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

【映画】メアリーの総て

本日はこちらの映画をご紹介します。

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前売り券がいろいろなところで激推しされていて気になった映画です。
あらすじはこんな感じ。

ゴシック小説の古典的名作「フランケンシュタイン」を生み出したイギリスの女性作家メアリー・シェリーの波乱に満ちた半生を、エル・ファニング主演で映画化。
19世紀のイギリスで小説家を夢見る少女メアリーは妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。
2人は互いの才能に惹かれあい、情熱に身を任せて駆け落ちするが、メアリーは数々の悲劇に見舞われてしまう。
失意の中にあったメアリーは詩人バイロン卿の別荘で「みんなで1つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられ……。
監督は長編デビュー作「少女は自転車にのって」が第86回アカデミー外国語映画賞にノミネートされたハイファ・アル=マンスール

 

 

舞台は19世紀のイギリス。
主人公は小説家を夢見る少女、メアリー。
いつか「血が凍りつき、心臓が踊るような」小説を書きたいと夢見ています。
その夢のための努力は惜しみません。
母に文句を言われながらも(けっこうネチネチと

お父様は店番
クレアは家事
私は帳簿つけ
あなたは一体、どこにいたの?

店番もせずにのんきに書きもの?

時間を見つけては書きものをしています。

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お気に入りの執筆場所は、実母のお墓の前。
メアリーの家庭が少々複雑。
メアリーの実母は「家庭のある」父親と結婚しました。
妻子のある男を愛し、結婚したのです。
「既婚男性とその妻との三人婚」ってなってました。
このへん重婚じゃないの?って思うけど。
特に映画のテーマにはなっていないので触れません。
異母きょうだいとは仲がいいものの、母とはうまくいっていません。
ことあるごとに衝突します。
見かねた父親は、メアリーを知り合いの家に預けます。
物理的に距離をとらせるために。

バクスター氏は教育熱心だ
スコットランド
お前には避難所が必要だ
他人の思想や言葉を薙ぎ払え
自分の声を探せ
今のお前の文章は人の物まねだ 

お前はあの、母の子だ
きっと羽ばたける 

そこでメアリーは運命的な出会いを果たします。
才能ある若き詩人、パーシー・シェリーとの出会いです。

社会の変革を求める、過激な詩人だ

ふたりは自然と惹かれあって恋をします。

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才能があって、進歩的な考えを持っていて、お金に困っていない。
メアリーにとってまさに理想の結婚相手。
既に結婚しているところ以外は。

もはや名ばかりの夫婦だ
娘のアイアンシーの養育費は払うが、それだけだよ
時とともに信頼は失われ、憎しみだけが残った

キヌはこんな戯言を言う男は願い下げですが。
そもそも今の環境に居心地の悪さを感じていたメアリー。 

この家(実家)は居心地が悪いわ
シェリ(パーシーのこと)に会って実感した
― あなたはスコットランドに行けたじゃない
いつか一緒に行こうね
そして2人で世界中を旅するの

義妹のクレアの後押しもあり、メアリーは家出をします。 

メアリー、前だけを見るの
この家から一歩出たら、この家のことは何もかも忘れていい
だから私も連れてって
約束したでしょ

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義妹のクレア(写真右)をつれて。
パーシーと暮らし始めるのです。
俗に言う「駆け落ち」ってやつですね。
ハウスダストで死にそうな あばらやだけど、とっても幸せ♡ 

家を見つけるよ、完璧な家を
― ここも完璧よ
あなたがいるここが、私の居場所 

と思っているのも束の間。
アテにしていた資金がストップします。
どこまでもあまちゃんおぼっちゃんだな。

原稿料の前借りが必要なんだ
父に勘当された
この間の結婚で、家名に泥を塗ったと

この窮地を「父親の屋敷を抵当に入れ」解決するパーシー。

前金が入ったの?
― 父の屋敷を担保に借りたんだ
パーシー、返すあてもないのに

解決策が雑というか、ほとんど犯罪です。
金策がついて喜ぶパーシーとクレア。
そんな2人を尻目に、メアリーはモンモンとした日々を送ります。

愛と放蕩の日々、満たされているはずなのに
不満がくすぶる
私は少しも夢に近づいていない

執筆か?
― 家計簿よ、ラテン語よりやっかい

そう、小説がぜんぜん書けないのです。
時間はあるはずなのに。
その後も数々の悲劇に見舞われ、メアリーは憔悴しきっていきます。
そんな中、気分転換に訪れた詩人バイロン卿の別荘。

私は常々思っていた
女は私の言葉を理解できはしても
自説を披露できるほど賢くはないと

めっちゃ煽ってきます。
曲がりなりにも客なのに。
しかも外は生憎の天気。
次第にやることがなくなっていきます。
そこでバイロンが持ちかけるのです。
怪談話の創作大会を。

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何週間も(雨が)降ってる
何かしてないと気が変になりそう
― いい考えがある、ここにいる1人1人で物語を書こう
  この場でもっとも恐ろしい物語を書いた人が勝者だ

ネタバレになるのでこのへんで。
自分の選択とその結果に、真摯に向き合えるだろうか
と思いながらの鑑賞でした。
なんだかんだ逃げてしまっている気がする。
全ては自分が選んだ結果なのに。
気になったらぜひぜひぜひ♡

 

 

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ウィキペディア見ると時系列はちょっと違うみたいだけど。
ネタバレだらけの感想はここに置いておきます。 

・墓で執筆?
・父の本屋はうまくいってないの?
・あの人はお母さんじゃないの?
・やることが降霊術かよ
・「ロンドンじゃ、川でピクニックは無理」
 「楽しみは自分で探さなきゃ」
 ポジティブー
・首の長いマリア様
・「世の中に必要なのは怪奇小説より
 こうした迷信を打破する本だ」
・「夫に近づかないで」
・「人の噂を気になさるなんて」
・「私が(母から)受け継いだのは魂の炎だけよ
 それはあなたにも誰にも消させないわ」
・「彼はこの家の重要な資金源
 スキャンダルを起こさないで」
 「私がこの家のスキャンダルを気にすると思う?」
・「あの男とは二度と会うな
 会えば父の愛を失うぞ」
・「お前の人生だ、覚悟して生きろ」
・「12人分用意した」
 4人しかいないけど
・「僕らの信条だろ?
 『型にはまらない生き方』
 ホッグが好きなら付き合えよ
 君は僕のものじゃない」
 「君は偽善者だ」
 「あなただって、私が思っていた男とは違う」
 「私がこの世に生まれたのは、孤独を知るためだ」
・谷間にメッセージとか
 セクハラだよね
・「クララは熱が、雨の中に連れ出せないわ」
 ビニールなんかない時代だもんね
・「医者も言ったろ、クララは寿命だったんだ」
・「夢の中で会いに来て、それ以上は望まない」
・「私は詩人に愛されないとでも?」
 「あなたの手腕はよく知ってる」
・「君に旅行の話はしたが、招待するとは」
 クレア、先走りすぎ
・「バイロンは何かを思いつくとメモを壁に貼る」
 「客が来て興奮したときは特にそうだよ」
・「母親にとって子を喪うのは想像を絶する悲しみだ
 よく耐えたね
 君は強い人だ」
・「母は強い人だが、愛には脆かった」
・「どこまで恋人をバカにするの?」
 「君は恋人じゃないよクレア
 遊びだ、ただの気の迷い」
・「男という存在が血に飢えた獣に見える」
・「ハリエット(前妻)が自殺した
 汚いテムズ川に身を投げて」
・「私は乗馬かな、股になにか挟みたい」
 下品だなー
・「他の選択肢もあったわ
 そして、洗濯にはいつも結末が伴う」
・「世界は喜びに溢れているのに、俺だけのけ者にされている」
・「あなたに理想と希望の何がわかるの
 現実を見てよ
 この惨めな現実を」
 アドバイスが的外れ
・「これは私の作品よ
 シェリー氏にも同じ質問をするの?
 性別でなく、作品の中身で判断したら」
・「怪物の苦悩に共感する人はたくさんいる
 きっと思っている以上に」
・「ラッキントン社に決まったわ
 初版は500部よ
 匿名での出版と、あなたの序文が条件」
・スクラップブック中
・「僕はバイロンをモデルに吸血鬼を書いた」
「すべてバイロンの手柄に」
・「メアリー、自分のつくり出した怪物に
 食われちゃいけない」
・「僕のやったことといえば、
 怪物の抱く絶望感を作者に植え付けただけ」
 「この小説は作者が単独で書き上げたものです」
・「私は身ひとつであなたの元に
 何かを生み出せると信じて」
 「私の選択肢が私を作った
 何も後悔していないわ」
・あ、名前出たんだ
 第二版からみたいだけど
・「ポリドリは『吸血鬼』の作者として認められず
 うつ病と借金苦で25歳で自殺」
・パーシー29歳で事故死してんの?
バイロン、養育費払ったんだ 

英語熱が高いときだけの英語メモ。

All his credits.
すべて彼の手柄に