ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、29歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

【映画】こんな夜更けにバナナかよ

本日はこちらの映画をご紹介します。

f:id:librarian_kinu:20190113225435j:image

あらすじはこんな感じ。

筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えながらともに生きたボランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマ。
大宅壮一ノンフィクション賞講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した書籍を原作に、「ブタがいた教室」の前田哲監督がメガホンをとり、大泉洋が主演を務めた。
北海道の医学生・田中はボランティアとして、身体が不自由な鹿野と知り合う。
筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを12歳の時に発症した鹿野は、いつも王様のようなワガママぶりで周囲を振り回してばかりいたが、どこか憎めない愛される存在だった。
ある日、新人ボランティアの美咲に恋心を抱いた鹿野は、ラブレターの代筆を田中に依頼する。
しかし、実は美咲は田中と付き合っていて……。
医学生・田中を三浦春馬、彼の恋人・美咲を高畑充希がそれぞれ演じる。

 

個人的には美咲ちゃん目線で見たので、美咲ちゃん目線で書きますね。
美咲は合コンでイケメン北大生(しかも医学部!)の田中君と知り合う。

f:id:librarian_kinu:20190113225509j:image

見事付き合いはじめたものの、田中君は最近始めたボランティアで大忙し。

なんで私との約束よりボランティアを優先するかなー

問い詰めてもはぐらかすし。 

ねえ、ボランティアってなに?
なんであの人のためにそんなことまでやるの?
自分はいい人だっていう自己満足?

はっ…もしかして…
これは浮気?
浮気なの?!
と勢い込んで現場に駆けつけると(行動力すげえ
そこには障害者にこき使われている田中君の姿が。

f:id:librarian_kinu:20190113225522j:image

医者の卵が困ってる患者見捨てんのかよー

この障害者は鹿野。
筋ジストロフィーという、筋肉が徐々に衰える難病にかかっているらしい。
12歳で発病した鹿野はもう、1人では何もできない。
だからボランティアをたくさん集めて介助してもらっている。

3分経った
フーフーしてー

なのに、この鹿野。
めっちゃワガママ。
めっちゃエロそう。
めっちゃエラそう。

鹿野さん、もう深夜の2時過ぎてるし(寝よう)
― あー全然大丈夫
  不眠症気味で眠れないんだわ
  あーおなか空いてきた
  バナナ食べたい
  食べなきゃ寝れなーいー 

田中君は優しいからこき使われてるんだ。
マジでかわいそう!!!

限られた人生を、楽しく生きて欲しいんだよ 

田中君の負担を減らすべく
っていうか鹿野に気に入られたからか
実質そうでもしないと一緒にいる時間ゼロだし
ボランティアメンバーに加わることにしたんだけど…

なんか、美咲ちゃんに食べさせてもらうと美味しいわー
― 味は一緒です

上手いねー美咲ちゃん、毎日頼みたいなー
― そんな毎日伸びませんから 

近くで見れば見るほど、鹿野の態度が気にさわる。

あのさー鹿野さんって何様?!
障害者ってそんなに偉いの?!

ブチキレて鹿野の家を飛び出しちゃった。
そんなことしたのに鹿野に…好かれてるってどういうこと?!

 

ネタバレ怖いのであらすじ紹介はここまで。
なんだろう…
これを私が言うのもどうなのかなと思うんだけど…
不自由さや悲しさにばかりフォーカスしていないのが良かったです。
障害者っていうよりは、
ハンデをアイデアとユーモアで切り抜けたある男性の話
って言う感じでした。
自分の中に「障害者=かわいそう」っていう図式があることに愕然とする。
なんだか見下している気がして。
最初は「なんだコイツ」って思うんですけどね。
ほんと元になったストーリーもそうなんだろうけど、大泉さんすごい。
ぜひぜひ映画館でご覧ください!
ハンカチ必須です。

このままだと、命の保障はできない
― 医者の言う「命の保障」って何ですか
  俺は12歳のときに「20まで生きない」って言われて
  今の今まで生きてきたんです
  命の責任は、自分で持ちます

 

 

読者登録やコメント、いつもありがとうございます♡

 

応援クリック、いつも励まされてます♡

 

これ超刺さった。
今も抜けない。

「本当に困っている人」を助けたかったんですけど
鹿野さんて人生謳歌してるじゃないですか
― 俺は人生謳歌しちゃいけないのかよ 

f:id:librarian_kinu:20190113225604j:image

名言ばかりなんですよこの映画。

結局誰かの助けを借りないとできないことだらけだからさ
思い切って人の手を借りる勇気も必要なんだよね

好きになってもらうための嘘だろ?
口だけがとりえの俺なんて、嘘なんかいっぱい吐いてるよ

だったらさ?
ウソをホントにしちゃえばいい
大学受け直して先生になっちゃえばいい

おおげさに痛がってみたり寂しそうにしたり
俺もボラを留めておくために必死なわけよ

ネタバレ含む感想はここに。

・「1994年札幌」
・「今日は鹿野のハーレムデーね」
・「違うよ、今日はモスバーガーって言ったでしょ」
・「筋ジス舐めんなよ」
・「ずっと座ってると、お尻が床ずれしちゃうんだ」
・「田中くん、落ち着いてやらないと上達できないぞ」
・一緒にヌイてたんかい
 ティッシュ係だと思ってた
・「ここが一番大事なところでしょ
 一行あけてココ」
・オシャレしてきてる
・夢が北海道で完結してる
 実際大きいもんな
・「(夢は)最終的には有名になることかな
 有名にならないとボラ集まらないしね」
・「ここはお尻の筋肉を締めていくしかありません!」
 「でも俺、筋肉が弱っていく病気だから」
・「いいのかな、俺の歌を聴いたら女は皆ホレちゃうよ?」
・「だってここ自分ちだよ、自分ちで遠慮する人いる?」
・「ああいう子を持つ親はね、ついつい何でもしてしまう」
・なぜ相手の親に将来設計を?上司じゃあるまいし
・「いや経歴詐称はちょっと…もうちょい早く言ってくれれば」
・プレゼント、新品だぜ
 さすが鹿野さん
・「別れちゃダメ、まだ私に友達紹介してないじゃん」
・AVがビデオの時代か
・「今日は攻めるねえ美咲ちゃん
 あのね、ジョン君は海綿体で出来ているから
 筋肉の病気とは無関係なんだ」
・「普通の男なら、ここは抱き寄せたりするんだろうなー」
・「鎖につながれた犬かよ」
・「人工呼吸器は、つけません」
・「あの人のワガママは命がけなんです
 あの人にとっては、言葉が唯一の生きるための武器なんです
 それを奪わないであげてください」
・「俺は一日一日が勝負なんだ
 次の試験のとき、元気でいる保証はないんだぞ」
・あれ、綾戸智恵
壇蜜みのある看護士さんだな
・「情報が欲しくて、医療関係者と合コンしまくったの」
 やるなあ美咲ちゃん
・「やっぱりすごいよね、鹿野さん」
 「どんどん強くなってる気がする」
・またあのポロシャツ
・「同情じゃないかもしんないじゃん
 私が鹿野さんのことを好きになるかもしんないじゃん
 わかんないでしょ」
・「おっぱい、触ってみたかったんでしょ」
・「先生、俺のボラは皆、俺の家族なんだよ
 その家族のせいで死んだとしても
 俺は文句言わない」
・「やれますよ、鹿野ボラ舐めないでください」
・「なんかあったら、いつでも来なさい」
 「来ませんよもう、せっかくシャバに出るのに」
・雑菌大丈夫なのか
・「健常者が生きるのも大変だな
 お前何がしたいんだよ
 何が大事なんだよ
 友達だろ、俺たち?」
・「呼吸器をつけても輝かしい未来があることを
 世に知らしめたいと言う思いからです」
・「本気で向き合ってきたからこそ
 皆のことも理解できたし
 僕のことも分かってもらえたんだと思います」
・「鹿野が、これからも元気で
 とんでもないワガママを言い続けられるように」
・「俺はいつだって全部皆にいられながら暮らしてるんだよ
 2人っきりのプロポーズなんて無理だろ?」
・「野原先生が、今のうちにやりたいことをすべて
 やらせてあげてくださいと」
・「これ究極のミックスソフトだよ
 両手に花だな」
・「できる男ぶんのも大概にしろよ
 人はできることよりできないことのが多いんだぞ」
・「なんだか俺、どんどん元気になってきたよ
 今なら走れるんじゃないか?」
・「愛情は痛いほど染みていたのに
 拒絶してごめんなさい
 でもそれが、僕の生き方だったんです
 バカ息子より」
・42歳か
・ボランティアは500人
・「英検2級合格もアメリカ行きも叶わなかったが
 最期まで夢に向かって生きた人生だった」