ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、29歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

【映画】家へ帰ろう

本日はこちらの映画をご紹介します。
先に謝罪しておくと、書いておいて更新しそびれました。
もう公開館少ないかも…

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あらすじはこんな感じ。

ホロコーストを生き抜いたユダヤ人の老人が、70年の時を経て、友人との約束を果たすためにアルゼンチンから故郷ポーランドへ旅する姿を描いたロードムービー
ブエノスアイレスに暮らす88歳の仕立て屋アブラハムは、自分を高齢者用の施設に入れようとする子どもたちから逃れ、故郷であるポーランドを目指して旅に出る。
そして、その旅には、第2次世界大戦時、ユダヤ人である自分をナチスの手から救ってくれた親友に、自分が仕立てた最後のスーツを渡すという目的があった。
監督はアルゼンチンの人気脚本家で、監督作はこれが長編2作目となるパブロ・ソラルス。主演はカルロス・サウラ監督の「タンゴ」で知られるミゲル・アンヘル・ソラ。

 

アルゼンチンに暮らす88歳の仕立て屋、アブラハム
今日でこの家ともお別れ。
老人ホームに行くことになったからです。 

カエラは?
― 写真が嫌いなの
たった1つの俺の頼みだぞ
老人ホームのバカどもに見せてやるんだよ
孫に囲まれた幸せな写真をな

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なんでかって家を売るためです。
売って、いったんお金にしないと子どもたちで均等に分けられないからね。
要するに強制生前分与です。
明日の朝には老人ホームへの迎えが来てしまう。

家を売られ、足を切られる
老人ホーム行きだ

ちなみに足は悪くしているだけです。
でも検査の結果が悪いと、切らなければならない。
子どもたちはもう諦めているのですが、アブラハムは切りたくないんですね。
アブラハムは逃げ出します。
しかも国外逃亡です。
行き先は、生まれ故郷であるポーランド
でも1つだけ、絶対に譲れない条件があります。
それは、ドイツを経由しないこと。
口にも出したくない、あの国を通らないこと。

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なぜ口に出さない?
― 嫌な言葉は口にしない

地図を見ればわかるのですが、それはほとんど無理な相談。 

1メートル、いや1センチメートルたりとも
足を踏み入れたくない

老人で足が悪い、しかもドイツを通れない。
大きなハンデを抱えたアブラハムの一人旅が始まります。 

おい、力になりたいと言ったな
だったら教えてくれ
あんたの国に足をつけずに済む方法を

続きはぜひ映画館で。
個人的にはアブラハムリア王エピソードに頭が持って行かれて…
正常な判断ができませんでした。
現場からは以上です。

 

 

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 個人的に好きなキャラクターは宿屋の女主人です。
こんな女になりたい。

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すみません、お嬢さん
― お嬢さんに見える?
  微妙なときはとりあえず

下の名前は?
― ありません

妬いてるのか?
― まさか、頑張ってきたら?
  その、垂れたタマで
君の乳には負ける
― 私は手術で上げた

ネタバレだらけの感想はこちらに。

・ソファに子どもぎっしり
・「1000ドル出すつもりだった
 諦めが早すぎたな」
 「ウソだもん、本当の金額は600ドル
 つまり200ドル儲け」
・「まったくお前って子は…
 これだから好きなんだ
 可愛いやつめ」
・ツーレスってなに?足?
・「ひどい子どもたち、クラウディアがいれば…」
 「そんな娘は知らん」
・鍵捨てた
・「タバコ吸ってもいいですか?」
 「がんになるのは俺じゃない」
・「そんなとこってどんなとこだ?」
・「少し寝るよ」
 「なんで?」
・最初から追い出したかったの?
・「生殺しにされる、娘たちに」
・スーツ、いくつ持ってるんだ
・黒のドレスに赤いシャツで
・1万5900ドル盗まれたのか
・「マドリードに娘がいる
 でも頼れない
 ケンカ別れした」
 あのタトゥー、パパのなんだ
 忘れないためだけに
 お前はリア王
・緑のドレスに赤い靴、いいね
・「過去の責任を全国民が負ってるの」
・服の上を渡る
・「幸せだった、何も知らずに」
アコーディオンやバイオリンが罪に?
・「聞いた話じゃない
 この目で見た
 部屋の窓から」
 私はこんな話を、過去だから忘れろといったのか
・「ツーレス、俺の右足の名前だ
 ツーレスは歩けるのか?」
・「彼の母親はうちの使用人で
 母親はうちの仕立て屋の店員だった
 彼の小さい頃のあだ名は『だんまり』
 俺としかしゃべらなかった
 俺が回復すると彼は服と、父親から盗んだ金をくれた
 それには一通の手紙が添えられていた
 戦前アルゼンチンに渡った、おばの手紙だ」
 「別れるとき、俺は誓った
 その語の人生を伝えるために戻ってくると
 なのに、なぜだ
 俺は約束を果たさなかった」
・「やっぱり怖い、会えることも会えないことも」
・「神様は1人だけ
 呼び方はちがっても、守ってくださる」
・「ノックするしかないな」
 「そのようね」
・「俺が仕立てた最後のスーツだ
 君が型紙をくれたろ?
 1945年に」
・「アブラハム、家に、帰ろう」