ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、29歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

【映画】グリーンブック

本日はこちらの映画をご紹介します。

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予告編が良かったので観ようと思ったんです。
そしたらアカデミー賞を受賞して(おめでとうございます!
観ない理由がなくなったので観てきました。

人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を、実話をもとに描き、第91回アカデミー作品賞を受賞したドラマ。
1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒として働くトニー・リップは、粗野で無教養だが口が達者で、何かと周囲から頼りにされていた。
クラブが改装のため閉鎖になり、しばらくの間、無職になってしまったトニーは、南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーに運転手として雇われる。
黒人差別が色濃い南部へ、あえてツアーにでかけようとするドクター・シャーリーと、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、その旅に同行することになったトニー。
出自も性格も全く異なる2人は、当初は衝突を繰り返すものの、次第に友情を築いていく。
トニー役に「イースタン・プロミス」のビゴ・モーテンセン、ドクター・シャーリー役に「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ
トニー・リップ(本名トニー・バレロンガ)の実の息子であるニック・バレロンガが製作・脚本を手がけ、父とドクター・シャーリーの友情の物語を映画化した。
監督は、「メリーに首ったけ」などコメディ映画を得意としてきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー。
アカデミー賞では全5部門でノミネートされ、作品賞のほか脚本賞助演男優賞を受賞した。

知らなかった。
監督は最初と最後にちょこっと出てくる息子なのね。
近親者の物語を描くっていう意味では『ブレス』と似ているのかも。
最初にネタバレしておきます。
どことなく金曜ロードショー感のある映画 でした。
ところどころで、忘れられないシーンのある映画です。
大体話の流れを想像しながら観てしまうんですけど…皆さんはどうですか?

 

舞台は1962年のNY。
高級クラブで用心棒として働くトニー・バレロンガ。
口が上手くて機転が利くことから、トニー・リップとあだ名されています。
しかしクラブが改装することになり、2ヶ月間無職決定。

何で稼ぐ気だ?
― 叔父貴のピザ屋で稼ぐさ
君は?
― 2ヶ月間酒浸り

現在の収入は用心棒1本。
たまに早食いコンテスト。

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でもそんなもん週に何回もできませんもんね笑
途方に暮れていたトニー。
そんな折、「ドクターの運転手をやらないか」というオファーが来ます。

どっかのドクターが運転手を探してるって話だ
面接は明日

雇い人であるドクター・シャーリーから指定された場所は、カーネギーホール
そう、ドクターは「医者」ではなく「博士」のことだったのです。
確かに英語では医者も博士もDoctorだもんね。
作中では気づかなかったわ笑
英語が頭から漏れてる笑

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しかも黒人なのに、南部でコンサートを開くと言う。

私は医者ではなくミュージシャンだ
じき南部でコンサートを開く
南部の「奥」でだ
休みのない8週間の旅
戻るのはクリスマスになる
レコード会社に問い合わせたら君の名前が何度も出た
問題解決のスペシャリストに優れているようだね
だから君を雇えればと

当時はまだ黒人差別が色濃く残っている時代。
なんてったって黒人が旅をするとき用の本があるくらいです。

黒人用グリーンブック
黒人が旅をするときようのガイドブックか
― 黒人が旅をすればの話だな

特に南部の黒人差別はまだまだ強い。 

ドクター・シャーリーはスタインウェイしか弾かない
契約書にもそう書かれてるだろ
― 黒人はどんなピアノでも弾くんだよ

今夜のゲストは何をお好みかと、シェフが考えた結果が…
これです!
フライドチキン!
揚げたてホヤホヤをお出ししろ 

お手洗いはあちらです
― 遠慮します
外見が悪いだけですよ
― 使われた経験が?
いや、でも文句は出ていない
― では、モーテルに一度戻る

あなたは試着できません
お買い上げいただいたら
サイズ調整はします

黒人の夜の外出は禁止されてる

このレベルの差別が次から次へと起こります。
しかも、悪いことに…トニー自身も黒人に対する差別を持っています。

うるせえな、眠れないだろ
― ドロレスの親衛隊だ
黒人がいるときに俺の娘をひとりにしておくな
― 黒ナス(黒人の蔑称)が来るとは 

黒人の好物は、フライドチキンとコーンとアブラナだろ? 

しかし背に腹(もとい生活費)には変えられない。
トニーはドクター・シャーリーと旅に出ます。

 

出自も性格も肌の色も全く違う2人は衝突を繰り返し 

どう見ても、衛生面に問題がある
― それがどうした

ほっときゃリスが食う、自然に任せろ
(ゴミを)拾いなさい

友情を育んでいきます。

今夜、あいつのピアノを聴いた
黒人っぽくなくリベラ―チョのようで、もっと上手い
あいつは天才だ
車のバッグミラーで見る彼は、いつも考え事をしている
それが天才なんだろうが、楽しそうじゃない 

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気になる方はぜひぜひ映画館で! 

“ティッツバーグ”にはがっかりだ
他の街と同じだった
― 早く寝ろ

 

 

 

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このヒトコト、すごくグサッときました。

この地域を知らないのか
― 地域の問題かな?
  君の家の近所のバーに入っても同じ騒ぎになる  

あとこれは心がけたい。

兄は私の住所を知ってる
― 先に書くんだよ
寂しいときは先に手を打つんだ

ネタバレ含む感想はここに置いておきます。 

戸田奈津子
・「事実に基づいた物語」
タバコガール可愛い、スパンコールのドレス
・「帽子はどこだ、店に火をつけるぞ」
・ あー帽子は自分で持ってて無くなったと思わせて
 出して恩を売るのか
・ひどいなコップ捨てるなんて
 差別ってこういうことだな
・ホットドッグ26個食ったのかすげえな
カーネギーホールって住めるの?
・なんの書類?
・「ただの運転手じゃない
 私のスケジュール管理や、靴磨きもやる」
・「“2ヶ月もご主人を留守にさせて大丈夫か”と
 “お給料は希望通り”」
・「グリーンブックって何?」
・「電話は高いから、手紙を書いて」
・超カッコいいバシッとしてて
・「タバコは消せ、息が苦しくなる」
・「君の言葉遣いはとても魅力的だが、若干洗練された味が欲しい」
・3つも博士課程を
・「彼らは会場に入れないが、君は違う」
・「ドクとは気があうが、時々落ち込むので、それで酒を飲むのだろう」
・「文法はひどかったが、優しくて気のいい女だった」
・服にケンタッキーのくずが超ついてる
・「嘘だろ、“あなたの家みたいに寛げる”とか」
・あれ、石買ってもらったの?
・「まだ、ツアーの予定が残っている
 ドクターは北部ならチヤホヤされて倍の金を稼げた
 だが、彼は自らすすんでここに来たんだ
 これからも同じことがあるだろう
 でもモメるな」
・「汚い言葉を使わずに、
 誰にも書けない手紙をね」
・「バレたら永久追放だろ?」
 なにか?ゲイが?
・「昨夜は悪かった
 俺はNYのクラブで働いていたから知ってる
 この世は複雑だ
 気にすんな 」
・「クラシックが専門だが
 レコード会社に説得されてポピュラー曲を弾くことに
 黒人のクラシック・ピアニストは成功しないと
 黒人のエンターテイナーになれと」
・「追伸、子どもたちにキスを」
 最後はいつもこれだ
・「同行者の逮捕理由はわかるが、どうして私まで?」
・「暴力は敗北だ
 品位を保つことが大切なんだ」
・「あの男、誰に電話したので?
 そうですか
 それであなたに連絡が」
・「君は警官の言葉にカッとなった
 私は毎日耐えてる
 君も一晩くらい我慢しろ」
・「金持ちは教養人だと思われたくて私の演奏を聞く
 その場(演奏)以外の僕は黒人
 それが白人社会だ」
・「今夜は打ち上げ、冷戦も終結
・「ドクターがなぜこの旅に出たのか訊いたな
 才能だけでは十分じゃないんだ
 時に勇気が、その人を変える」
・「断る、物置で食事はしない」
 「ここで食べられないなら、今夜の演奏は降りる」
・「もういいよ、君が言うならやる」
 「早く出ていこうぜ」
・「あんたは偉い、自分の信念をつらぬいた」
・「酒場で現金を見せるな」
 「やっぱり持ってた」
・「何か問題でも?」
 「車の後輪が傾いてる」
・あードクが運転してくれたんだ
・「彼は返したよ」
 「手紙を有難う」
・「トニーとドクは終生友情で結ばれ
 2013年数ヶ月の差でこの世を去った」
・信頼だけが、その時代の絶対的な差を越えられるのかもしれないな
・気が合うって、生まれた集団は関係ないんだ
 でも一定期間一緒にいて、注意深く見ないとわからない
・みんなやたらとエンドロール前に帰るな

英語熱が高いときだけの英語メモ。 

As Tonny.
トニーらしい

Don’t go to so far.
(子どもたちに)危ないから遠くに行っちゃだめよ

Duty calls.
仕事だ

Thank you share the husband with me.
旦那さんを貸してくれて有難う