ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、29歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

買う理由は雰囲気が9割〜最強のインフルエンサーマーケティング~《 実践編 》

本日はこちらの本の続きをご紹介します。 

買う理由は雰囲気が9割 ?最強のインフルエンサーマーケティング?

買う理由は雰囲気が9割 ?最強のインフルエンサーマーケティング?

 

内容はこんな感じです。

純粋な消費者など、もう存在しない――。
近年、消費者の在り方が大きく変わっています。
「企業と消費者」という対立体制はすでになくなり、
SNSを手にした生活者は顧客を超えた存在となっています。
モノを買う理由も「欲しい」から「やってみたい」「体験を共有したい」へ 変わりました。
企業と消費者が「共創」する時代となったのです。
その中で欠かせないのがインフルエンサーマーケティングです。
本書では、イマドキのモノの売れ方、インフルエンサーマーケティングSNS、ネットメディアの効果的な活用法、消費者に今、何が起きているのか、インフルエンサーにPRを依頼するコツなどについて、数々の広告代理店や企業で教えている著者が解説しています。
1万人を超えるインフルエンサーと仕事をし、自らの事務所を「インスタ映え」を意識してデザインするなど、現場を知っているからこそ、知りえることが盛りだくさんとなっているうえに、新たなPRのあり方、モノの売り方の提唱でもあるため、広報、PR担当だけでなく、起業家、経営者、ビジネスパーソン他、すべての働く人、インフルエンサーに手にしていただきたい本です。

 

軽く前回のおさらいを。

マスメディアの信頼感が下がり、ソーシャルメディアの信頼感が上がった現代。
そこで台頭した「インフルエンサー」という一般人の存在。
ここはビジネスマンとして押さえておくべきポイントです。
たぶんね、キヌはそういうビジネスしてませんが。
さらに現代の世界は物質的に豊か。
必要かどうかというよりは興味がそそられるかどうか…
ココロが動くかどうかが購入の決め手となる。
ここまでが前提でした。


ソーシャルメディアインフルエンサー)が力を持つ
これがこの本の1つめの主旨ですね。
この消費形態を本書では「雰囲気消費」と呼んでいます。

ソーシャルメディアは、ユーザー全員で作るものです。
それも、企業発信によるものだけでなく消費者同士の情報のやり取りによって、「面白そう」「やってみたい」「使ってみたい」といった気持ちが蔓延し、購買という行動につながっています(雰囲気消費)

① 自分が共感する投稿を発見
② 何人かのユーザーが共感している投稿を確認
③ 体験したいという欲求を行動に起こす = 購入
④ 体験、シェア

そんな現代において購入されるものは、ユーザー同士で情報を共有したくなるもの。
つまり「話題になるもの」なのです。

人々の「心に響く何か」とは、ソーシャルメディア上では「話題に上げたくなるモノ」と言い換えることができるでしょう。 

必要とされる機能、性能であることが当然です。ただそれ以上に、その商品が自分の日常生活に何をもたらしてくれるのか、その付加価値に人々は期待をするわけです。
言い方を換えれば、自分のライフスタイルや世界観に照らし合わせてその商品が「自分ごとであるかどうか」「自分の生活を素敵に彩ってくれること」で判断します。
その商品が自分の生活を豊かに彩ってくれる付加価値に注目して、購入するかしないかを決定しているのです。

ふーここまで長かった。
商品を売りたいのなら「話題になるもの」にすればいいのです。
それも、商品イメージに傷をつけないためにもポジティブな話題になるもの。
つまり、「楽しい」「嬉しい」気持ちになるものです。

"いい感じ"
雰囲気とは、いわば共感と共感の間にある空気のようなものです。

ソーシャルメディアでCMをする際に最も大事なことは、モノの価値を並べ立てることではなく、インフルエンサーが、その商品を使って、どう楽しんでいるかを表現することです。
モノ自体を見せるのではなく、それを使っている人や雰囲気、空気感を見せていく表現をすることで、商品の素晴らしさが「人」を介して伝わるのです。

そんな気持ちになったら「素敵な体験♡」として自然に話題にしてくれるからです。

頼まれたからやるのではなく、その商品に興味を持ち、本当に気に入ったから人にも勧めたいという人間の内部からあふれる情熱こそが、共感される投稿の決め手になります。

…かと言って。
インフルエンサーが話題にしてくれるのを待っている訳にもいきません。
大抵の企業はインフルエンサーにオファーして話題にしてもらおうとするでしょう。
これが悪い訳ではないのです。
② なのに、オファーの仕方が悪い
というのがこの本の2つめの主旨です。
始めからインフルエンサーだったわけじゃないんです。
生まれたときから38.2万人 もフォロワーいたらおかしいでしょ。
編集して、投稿して、交流してきたから今があるんです。
コツコツと自分の言葉で伝えてきたんです。
それを尊重しようってことですね。
※ ちなみにゆうこす先生の実際のフォロワー数(instagram)です

インフルエンサーに響くモノ)
商品としてよいモノ、面白いモノ。
投稿するうえで、制約なく自由に表現することができる状態にあるモノ。

彼女たちは、自分の言葉、独自の表現で、フォロワーたちに語りたいからです。

まあビジネスパートナーを尊重するのは当然なんだけどな…
従来の著名人・有名人マーケティングでは表現指定が当たり前でしたが、
インフルエンサーマーケティングでは自由にやってもらおうってことですね。

 

 

人は、常に価値ある情報や購入するモノを自分自身で選び取りたいと考えています。
ところが、情報がありすぎるあまり選べない、というのもまた事実です。
今は、「絶対的にこれがいい」という価値観が存在しない多様性の時代です。絶対的な物差しがないからこそ、「自由に選んでいいよ」と言われても選ぶことが難しくなっています。
人気が高いインフルサーが発信している情報は、まさにこの消費者の「自分で選びたいけれど、指針がない」という心理を突いています。
消費者はインフルエンサーの投稿を見て、商品の良し悪しだけではなく、その商品を購入した場合の未来の自分をも具体的に想像することができます。そして「こんなふうになれたらいいな」と夢を感じて、モノを選び、購入するのです。
「その商品が欲しい」ではなく「その商品で○○をやってみたい」と思うことが購入動機になるということです。
もちろん、製品に惹かれて購入することもあります。
ただそれ以上に、消費者が欲しがっているのは「イケてる自分」です。
「試したらこうなるんじゃないかな」「私もああなれるんじゃないかな」と創造し、実現するために購入する。
そして 、実践して「イケてる自分」になれたら、そのことをほかの人に体験し、共感してほしくてソーシャルメディアに投稿し、たくさんの人の共感をもらうー。
このスパイラルが「雰囲気売れ」を生み出します。

 

ソーシャルメディアでの商品PRに関しては、インフルエンサーに商品の説明をしすぎたり、こうやって投稿してほしいとお願いするのではなく、その商品を使って自由に遊んでもらい、その様子を投稿してもらえばいいのです。

 

大事なのは、まず商品がインフルエンサーに共感されることです。
その商品に共感してくれるインフルエンサーを探すことが、ソーシャルメディア上で商品PRが成功するコツとなります。

 

ソーシャルメディアの主役であるインフルエンサーと共創したいと考えるなら、企業はまずインフルエンサーを信じ、彼女たちにある程度は任せることが必要です。
言い方を換えれば、モノや見せ方に何かしらの創造性が入り込む余白があることが、インフルエンサーが生き生きと効果的なPR広告を投稿できる絶対条件なのです。

いいモノがあると同時に、彼らがモノを表現する自由な関係・環境があること。

そのためにはどうしたらいいか…は本に書いてあるので読んでください。
下記にチラみせしておきます。
これだけ読んでもサッパリかもだけど。
キヌももう一回読み直そうかな。

企業には市場に出したモノが「市場でどんな変化や成長をするか」を懐深く見守る姿勢が必要です。

 「消費者と商品が自由に出会う場を作る」のがソーシャルメディアで売れる商品を作り出すコツです。出会う場所だけ用意し、消費者が「自分で選んだ」と納得できるような環境が理想的なのです。

ハッシュタグというのは、検索を意識して発信します。日常に近いシンプルなワードにするのがポイントです。あまり具体的であっては、検索に引っかかりません。
企業側としては「このハッシュタグでお願いします」ではなく、「このハッシュタグを考えていますが、ほかにいい案はないでしょうか?」と共創を持ちかけるといいでしょう。
彼女たちは共感を呼ぶ投稿のプロですから、思いもよらなかった妙案を出してくれることがありあます。
もうひとつ、やってはいけないハッシュタグの指示は、一文が長すぎるものです。門司が多いハッシュタグは、当然、打つ側も大変になりますので、検索率が上がりません。これは当たり前と言えば当たり前ですが、意外と気が付かない盲点です。

 

 

 

読者登録やコメント、いつもありがとうございます♡

 

応援クリック、いつも励まされてます♡

 

本文では触れられなかったけど気になった言葉をここにまとめておきます。

消費者が欲しがっているのは「イケてる自分」

リアルで親近感のあるモノ

彼女たちインフルエンサーにとってSNSは「思い出のアルバム」ではなく、「作品」です。
インフルエンサー自身のクリエイティブも日々成長して行くので、それに伴ってブラッシュアップしていく(過去の投稿を削除することも含む)のです。 

炎上の根っこにあるものは、嫉妬心です。
多くの人が嫉妬心を感じるポイントは、「手抜きによって楽に稼いだ」「人気に便乗して楽な商売の仕方をした」という点にあります。
一度炎上をすると、今度は、直接利害のない人たちまで火に油を注ぐようなことが出てきます。ネットでの批判にストレス解消を求めている人や、何かしらの不平不満のはけ口を探している人の餌食になってしまうのです。
炎上を防ぐ最大のリスクヘッジは、「いかに共感を集めるか」ということに尽きます。
これができていない企業に対して、まっとうなインフルエンサーは警戒心を抱きます。
なぜなら、炎上に巻き込まれてしまうのはインフルエンサー側にとっても大迷惑な話だからです。
「いかに共感を集めるか」を考える際には、「(ステマをはじめとした)共感を集められない投稿はどんなものか」という視点から考えると、炎上防止のヒントが見えてきます。 

「偶然の演出」が流行りそうだなと思いました。
実際、復縁代行業者が使っているとか。

以前、婚活パーティーに参加していた知人男性に聞いた話です。
婚活パーティーは、複数の男性と出会う場ではあるのですが
「この人はあなたにぴったりですよ」とエージェントから紹介を受けることが多いそうです。本人の希望条件、相手側の希望条件を照合して、「この人とこの人をマッチングさせよう」とエージェント側が機会を与えていくのです。

ところが、いい人がいたら紹介してほしい気持ちもあるものの、やはり「街角でバッタリと出会う」ような出会いが欲しいというのが、参加者の気持ちなのだそうです。  

本人が自主的に選ぶ、あるいは偶然に出会って意味を見出す自由選択、自主選択の要素が欠けているからです。
誰しも、他人にただ与えられるよりも、自分で選びたいものです。