ヒトコト図書館掲示板

髙橋キヌ、29歳独身。月に読む本は150冊以上、本代は常に10万円。ページのあいだに棲んでいます。

【映画】マックイーン モードの反逆児

去年、急激にアレキサンダー・マックイーンのニットドレスにひとめぼれして。
今では何着か持っています。
だから絶対観に行こうと思ってたんですよね。
アレキサンダー・マックイーンの映画!

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せっかくだからアレキサンダー・マックイーンの服着ればよかった…
仕事後に急いで行ったからそんな余裕なかった…
内容はこんな感じ。

デビッド・ボウイレディー・ガガといったアーティストをはじめ、キャサリン妃にも愛されたファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーンのドラマティックな生涯を追ったドキュメンタリー。
1969年にロンドンの労働者階級に生まれ、23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビューしたマックイーンは、27歳の若さでジバンシィのデザイナーに大抜擢される。
自身のブランドで展開した過激なショーから「モードの反逆児」と呼ばれる一方、ボウイやガガなどの衣装、ビョークのMV監督、プーマやティム・バートンとのコラボなど精力的に活動を展開し、34歳で大英帝国勲章を授与される。
しかし、成功の絶頂の中で2010年に40歳の若さで自ら命を断ってしまう。 マックイーンの波乱に満ちた人生を友人や家族たちのインタビュー、発掘されたファッションアーカイブなどから迫っていく。マックイーンの友人でもあったマイケル・ナイマンが音楽を担当。

 

この映画を観るにあたって知っておいて欲しいことはですね。
                       イコール
アレキサンダー・マックイーン   =   リー・マックイーン
なんだってこと。
最初のうちこれが摑めなくて「リーって誰?」って思ってました。
1969年、ロンドンの労働者階級に生まれたマックイーン。
母親は映画の中で
「貧しい家庭ではなかった、父親はタクシーの運転手で、6人の子どもに必要なものは全て与えた」
て反論しているから、誇張も入っているかも。

成績は普通
どの授業も服ばかり描いてた

学校卒業後は定職に就か(け?)ずブラブラとした時期も。
母の提案で服飾関係に就職。
その後、職を転々としながら服作りを学びます。

服と関係ない事象からインスピレーションを得ることを、当時の彼は知らなかったんだ

うちを辞めたのも、もっともっと勉強するためだ

最終的には親戚の援助を受けて

叔母さんが“銀行にお金を寝かせるより、リーに使いたい”と
叔母はファッション業界にいて彼の才能を見抜いていた

学校で体系的に学び直します。 

何でも知ってる悪魔のような生徒だった 

23歳でデザイナーとしてデビュー!
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そしてどんどん行動するのです。
行動する素地が整っていたわけではありません。

失業手当で布地を買ってた 

失業手当でショーをやってたから
テレビに顔を出せなかった
働いてると逮捕される

ショーがどんなに最高でも
翌日にはミルクがいる
どこに42ペンスが残ってるんだ?

ファッションウィークの最後を飾っても
翌朝には5ポンドしかない

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でも、決めて。 

お金もスポンサーもスタジオも実績もないのに
彼はショーをやるって決めてた 

不可能なことを“できる”って言うの
そして可能にしてしまう

それからできることをやっていった。

彼に500ポンド渡せば、それで30着は作れた
素材費は10ポンド以下だ 

彼はとんでもない量の仕事を人にさせるの
ずっとノーギャラ
彼のもとで働くために、私たちが金を払うの

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その甲斐あって、27歳で一流メゾンであるジバンシイのデザイナーに大抜擢されます。

学校に入ると1年目は皆パリに行くの
展示会を見るためよ
でも皆、ショーにもぐりこんだ
彼は「ジバンシィなんてバアさんの着る服だ」
「あんなところでは絶対に働かない」って言ってたわ

伝統あるメゾンに新しい風を吹き込みつつ

ファッションハウスではデザイナーは王様扱い
彼も尊敬されていたが
彼は王様でいるより普通でいたがったんだ

自分のブランドを育てていったのです。

 

ネタバレが怖いので、ここまで。
気になったら映画館へ。
走り抜けたマックイーンが観られます。
トラック競技を観に行った気分でした。
「ペース配分って何?」って感じで、ぎゅんぎゅん走ってくの。
後ろを振り向かずに。

普通が好きじゃない
安全策なんか取ってたら前になんか進めない

私はいつまで、立ち止まっているのかな。

他人、そして自分自身にどう思われてもよかった
だから心の中から気持ち悪いものを引っ張り出し
ランウェイに乗せるんだ

 

 

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服は美しいが、その外には現実がある
目をふさぎ、現実を見ない人に現実を見せつけたい 

(自分のショーを見て)
日曜日のランチのような気分で帰って欲しくない
最悪な気分か浮かれた気分になってほしい
どっちでもいい

ほんとに綺麗な映画でした。
服もショーも好き。
出てくる人(の背景にうつる自宅)もかっこいい。
DVD買おうかな。

ネタバレだらけの感想はこちら。

・蝶々?
・水槽?
・自分で撮ったドキュメンタリー
・すてきな定規
・日本人?コージ・タツ
・「正式な教育を受けていないから
 彼にとって絵画はすべて新鮮なの
 情報というフィルターを通さないから」
・「目の前の服が、見たこともない動きをするの
 すごくほしいと思った
 モダンでクラシカルなの」
・「とにかく金が欲しくて」
 「私は服が欲しかった」
 「350ポンド、値段交渉なしなら売るよ、って言った」
・「リーは行儀の悪いやんちゃなスクールボーイ」
・「初めは幸せな日々だった
 短かったが
 楽しく、笑いがあった」
・「本当に品がなかった
 いつもペニスやらアソコやら」
・「彼女が住んでた世界は僕らの世界とかけはなれてた」
・「コレクション寸前まで何もやってなくて
 ある日突然デザイン画を描いた
 一晩でコレクションができた」
・「彼はチャコペンで自由にデザイン画を書く
 見ただけでサイズがわかるんだ」
・「彼はモデルをレイプされたての姿にした
 まさにそのへんの生垣から出てきたような
 気軽に見れないよ
 犯罪現場みたいな服だ 」
・ガラスドームにアクセを飾りたい
 まず大きなガラスドームを探さなきゃ
・「ジバンシィの人は驚いたと思う
 僕ら(チーム)の働き方や服装、ジョークにもね」
・「ひらめくのは最後の最後
 神様か何かから下りてくるんだと思う
 いつも、何らかのサインを探しているよ」
・「(リーは)服に直接関わった人に会いたがった」
・「彼がハサミを持つと怖いのよ
 服はすでに体にぴったりくっついているから
 彼がハサミを持つとどこを切るのか怖いのよ」
・「25日間でコレクションの5着の服をまとめるのは簡単じゃない」
・「リーたちは気取ったところに放り込まれても
 自分は自分だって主張しているのよ」
・「みんな君が僕を作ったと思ってる
 そうじゃないのに
 そんな事実ないのに」
 「彼女に擁護されたのを彼は不快に思い
 ジバンシィとの契約で彼女を切った」
・「デザイナーの命は儚いよ
 プレスやマスコミにとって僕はガゼルだ
 誰からも簡単に切られる
 ジャングルみたいに」
・「モデルに見えなかった、まるで獣だ」
・「僕の生活と仕事はすごく密接してる
 ショーがあるから僕は表現できるんだ」
・スプレーで完成するショー
・「リーは夢に生きてた
 どんなにハードでもあんなチャンスは一生に一度
 諦めないわ」
・「人に追われても関係ない
 “名声より大事なのは僕が今してることだ”
 って彼は言ってたわ」
・コカインかまた
・「彼がプレッシャーにつぶされかけたときだ
 間違った方法でプレッシャーに対処した」
・「すごく上機嫌で笑いながら来るときっもあれば
 悪魔が来たのかと思うときもあった」
・「彼は誰も信用してなかった
 恋人がいないと浮気していると思いこんだ」
・「彼は手術で外見を変えたけど
 完全に自分を失ったと後悔してた
 望んでない自分になったと」
 これめっちゃわかる…
 この(整形)後何しても、
 褒められているのは変化後の自分ってなるの辛い
・「閉塞感を感じてた
 好きな仕事でもね
 リーに辞めることを伝えたら
 彼は“よく考えろ、もう戻れないぞ”と言った」
・「彼は物事を悲観して見がちで
 彼の元を去る人を敵だと思ってしまう」
・「ファッションは大きな泡だ
 ときどき弾けさせたい」
・「経営には莫大な金がかかる
 “マックイーン”は一度も破産していない
 この会社を一人だちさせたい」
・「僕には絵の才能があるってリーは知ってた
 時は流れクソみたいな会社に勤めたてたら
 リーが薦めてくれてテキスタイルデザイナーになったんだ」
・「僕は作品を通して私的なことを叫んでいるんだ
 ケイト・モスのホログラムもそうだ
 この世と天国が1つになった」
・「彼女が死んだ理由は明らかだ
 老女になったら自己改革はできない
 ファッションとは若さだから
 彼女は末期の卵巣がん
 抗がん剤治療に興味がなかった」
・「彼がショーの招待状のアイディアを持ってきた
 自分の顔がスカルに変化するカードだ」
・「彼はHIV陽性だった」
・着物?
・「年14回のショー
 ジバンシィ時代と同じさ
 すべてを放りだしたかったんだと思う
 でも彼の名前のブランドだ
 自分が築き上げてきたものを捨てるのは難しい」
・「1年くらい休めよと言ったけど
 “わかってないな、僕には50人に対する責任がある
 彼らには家のローンもあるんだ
 休めないよ”と」
・「この世にない場所を探してる
 僕の頭の中にある場所がこの世にあるとは思えない
 これが最後のコレクションだ
 もう耐えられない
 自殺するよ」
・「僕の世界はジェットコースター
 上がって下がって
 止まれ、もう下りたい」
・「転倒する自分をイメージしないようにした
 誇りに思ってほしかった
 “自分には最強のモデル軍団がついてる”って」
・「イザベラを失った弟には無理だったの
 母の病気を受け止められなかった」
・「ときどき、仕事や人生がむなしい
 人生には感謝してるから腹は立てないよ
 でも、僕は引き時を知ってる」
・「母の死後、自分を幸せにするものが何ひとつないと感じたのよ」
・「彼は美を求める美の彫刻家だから
 彫刻家だからあのシルエットが作れた」
・「彼にとってファッションとは世界とつながる手段
 作品を目立たせたくて、自分は目立ちたくないと言ってた」
・タイムラプスとスローモーションは別の人が

英語熱が高いときだけの英語メモ。

How can I push forward.
どうしたら前に進めるのか 

I can tell.
僕にはわかる

It’s very ugly.
みっともない

I am still who I am.
自分は自分だ 

See you in the next world.
あの世で会おう